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暑い時期になるといつも思い出す事がある。
それは小学校の時の同級生、T君だ。 T君との出会いは壮絶であった。 ある日の休み時間である、チャイムがなると同時に隣のクラスのドアが勢い良く開き 「ペガサスの靴~~~~!!」だなんて言いながら 走っていく少年が居た。 ちなみにペガサスの靴とはゼルダの伝説に出てくる Aボタンを押せばリンクが走れるようになるアイテムだ なんだなんだと思い見ていると少年はそのままトイレへ 小学生ながらに「ヤツは逸材だ…」っと思い俺もトイレへ急行 トイレに入るとTくんがベロを出しながら「っへっへっへっへ…」っと言い小便をしていた これに関してはハッキリ言って引いた しかし、とんでもない奴を見つけてしまった! これは要観察である そこで俺はタイムスリップ(少年編)に登場するY君と一緒に観察を始めた すると驚くべきことにT君はものっそいご近所だったのだ! しかし、T君との出会いは小学校4年の時、こんな逸材4年も気づかないはずがない 聞けば転校してきたわけでもないようだ ならば疑問だ 小4のお前に一体何があったのだ だなんて思いつつ、下校時間に早速アタックしてみると これがまたトンデモナイ少年だった 口を開いたかと思えばいきなりマヒャドン(ドラクエだっけか)を食らわされ 前方に俺らが居れば界王拳で追いかけてくる そんな日が何ヶ月か過ぎたある日の下校時間 すこしTくんの様子が違う。 何故かT君は何かを睨みつけ「ふーっふーっ!」っと起こっているのだ あんなキャラクターだから誰かにからかわれたのか? そう思いながらY君と声を掛けると突然、界王拳で走りさってしまった 一体何だというのか。二人して「?」だったが 元々よく分からん感はあったし、小4にもなればイジメに対しても物心は付き キャラクターを考えれば変に慰めるよりも、そっとして置くことにした。 そしてY君と下駄箱に向かうとT君は「ぐぅ…うあっ!」だなんて痙攣していた! これはいくらなんでもマズイ! 大慌てて駆け寄るとまた界王拳で走り去ってしまう お前メンドくせぇよ! もう放っておこうっとYくんが言ったから気にしない事にした そして帰り道 ここで事件が起きた! 帰宅途中に国道をくぐる小さなトンネルがあり、そこを潜ると一昔前までは ペットショップがあり、その壁とトンネルの壁に隙間があったのだが その隙間からうめき声が聞こえてきた 魔物か?お化けか?人か?昼にお化けは出ないし魔物は空からやって来る そんな勝手な決め付けがあった俺とY君は隙間を覗いた するとそこにはTくんが居た。 俺達に気がつくとT君は「来るなぁ…」っと、やたら苦しそうなのだ そんな事言っても流石に放っておくなんて不可能だ 「ほんまに大丈夫なんか?」っと言いながら近づくと T君は「ぐはぁ…!」っと言い、立ち上がる程の痙攣 その姿は尋常ではない が、しかし俺達には少し疑問があった なぜかそこは臭いのだ 実はこの隙間、幼稚園の頃から小5に掛けて他校の生徒をボコボコにしまくって ほぼ独占状態の秘密基地のようなものだったのだ。 だからこの隙間が臭くないのは知っている。 Tくんが何かにとりつかれてる?って疑問はあったが 何を臭くしとるんじゃ!って怒りのほうが大きかった俺とY君が近寄ると T君ノグソしてた そうですT君お腹が痛かったんです が、学校でウンコは戦犯レベルでの罪ですので、界王拳で帰宅しようとするも T君、中のモノを抑えられんくなったらしい 怒っていたのは自分の中の何かが目覚めないようにしていたらしいですが その何かはウンコ お前何さらしとんねん!!! っと俺とY君のハモにT君は泣きだしてしまった。 怒り心頭の俺とY君は放置で帰宅 しかし、まだ終わらなかった 翌日T君が教室にやってきた。 すると自由帳をさしだして昨日はゴメンと 上に書いた通り学校でウンコはマズイ 仕方がなかった!理科室の隣に行けや!っと言いたかったが言わなかった っで、自由帳を開いてみるとこれが凄まじく「?」であった 葉っぱ10回 石2回 紙4回 セミ1回 何これ?っとT君に聞いた俺とY君は思わず素になるほどビビった。 この葉っぱ、石、紙、セミは ノグソした後に拭くのに使ったことがある物らしい 回数にも大いに突っ込みどころはあるが セミ!? セミでケツ拭いたの!?っと聞くと、その時は葉っぱも石も無く 紙は満点のテスト用紙しか無かったらしい っで、ふと目に入ったのがセミの死骸 セミもまさか顔面にウンコ塗りたくられるとは思いもしなかっただろう。 流石にこの一件でT君とは少し距離を置いた その後、中学に進みマトモになってたので再び付き合いが始まった そして中学校の間にT君の家に幾度と遊びに行った中で T君が姉にイジメられて、仕返しにお茶の中に砂糖、味の素、塩、コショウを 入れて差し出した事があった。 しかし、あらかじめ確保しておいた俺達の分にその爆弾茶が入っており T君が自爆したお話はまたいつか。 読者諸君。心して聞いてくれ 今、T君がどんな大人になっているの気になるが、これ書いたのバレたらT君が飛びかかってきそうなのでもう会えそうにないです っと、言っておこう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年09月05日 17時43分24秒
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