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日本機械学会の会員なので(会費を払っているから会員なのだが)毎月、学会誌が届くが、
ほとんど読むことはない。 しかし、今日は暇なので学会誌を久しぶりにパラパラとめくり面白そうな記事を見る。 宇宙観の革命-天動説から地動説へ-という記事があり、少し読んでみた。 古代ギリシャ文明では月、太陽、惑星から構成される宇宙の構造と運動を幾何学的に 説明する理論作りを目指したらしい。 月と太陽は星座の間を西から東にゆっくり移動していくが、それに対して水星から土星までの 5個の惑星は、西から東への動きに加えて、時として動きが止まったり、数か月間逆向きに 運動したりする。 これら奇妙な動きをする天体はギリシャ語で惑う星「planeo」と名付けられた。 なるほど、惑星か。 映画「猿の惑星」(Planet of the Apes)というのを昔々、学生の頃、映画館に見に行ったが 原作はフランスの小説家ピエール・ブールのものである。 映画の最後は自由の女神像が倒れていて、未来の地球に帰ってきていたことが分かるという結末であるが、 これは如何にもアメリカの映画の結末であるが、原作は異なる。 ピエール・ブールは、第二次世界大戦時に日本軍によりタイに設けられた捕虜収容所の体験があり、 映画「戦場にかける橋」の原作者であり、「それまで絶対的に優位だと信じていた存在(白人/人間)が 劣等だと信じていた存在(黄色人種/猿)に逆転されて支配される世界」という「戦場にかける橋」と「猿の惑星」の テーマの同一性は、よく指摘されている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年04月18日 21時54分56秒
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