頸は大事。。
ベルギーの冬はさほどではありません。雪もあまり降らないし、降ったからと言って気温が低くもないし。。秋で最高10℃から6℃くらい、冬寒い時はマイナスになりますが、あまり続くこともありません。オニオンがベルギーに着いたころは、結構寒い時期がありました。オーバーコートも厚いものが必要でした。当時はトラムもバスも暖房はあんまり効いてませんでした。でも今は不要です。薄めのダウンジャケットで十分です。当時はダウンジャケットも分厚かったですが、今ほど流行っていませんでした。スキーへ行く人くらいが着ていました。でももうすっかりタウンファッシオンになっています。毛皮のコートも動物保護のせいもあってか、なるべくフェイクですね。日本や中国の綿入れも暖かいですね。でも着方がポイントなんです。寒さや暑さにうまく合う着方があります。例えばこちらでよく使うスカーフですね。首巻、襟巻といって日本でも使いますが、これがとても役に立ちます。オニオンは学生の時、寒くていろいろ工夫しましたが、一番効果があったのは首の周りを温かくすることでした。襟のある服やマフラーで首のうしろ=うなじを暖めると寒さがずいぶんましになります。今はセントラルヒーティングだと言って住居のどこにいても暖房が効くようになりましたが、うまく断熱材を使ってヒーターを守っていないとエネルギーの消費が激しいです。大きな家ではよほど燃焼率を考えないと消費もばかになりません。オニオン家は滞在するところのみヒーターをつけています。全部屋、さらに台所や廊下、浴室と寝室全部つけたことありますが、冗談じゃないよと言いたいくらい高かったのです。移動式の電気ヒーターってのは電気ばかり消耗、全然温まりませんね。石油系は危ないし、注油がやっかいです。ガスボンベのモノはフランスでは使っていましたが、こちらではキャンピング場だけです。外に行くときは首と頭と足元を暖めます。そして手袋もいいですが、よく失くしてしまいますね。オニオンの知人は寒くても首を守りません。ジャケットやセーターを着こんでます。そして震えているのです。マフラーかスカーフするだけで違います。首は(頭と体を繋ぐ)頸と手首、足首があります。手首や足首はよく動かしますが、頸のほうはあんまり動かしません。急に動かすとよくないので気をつけましょう。要は血の循環です。暑い時は首の周りを解放するだけでいいですが、夏でも頸を冷やしすぎることはお勧めできません。