月末。。
TVで本当に久しぶりに見たイタリア映画、「自転車泥棒」であるが、体がソファーに水平になってしまっていて、最後まで見なかった。と言っても最後は良く知っている。デシーカ監督は素晴らしいと感じた作品のひとつである。ご存知だろうか。。クラシックのクラシックともいえる。当時のローマはどうなったのかとも考えてしまう。今まさに政府が難局をむかえている。ストーリーはあえて触れないが、中国にも似た作品があった。やっと買ってもらった自転車が盗まれてしまい、探して探して見つかったがボコボコに殴られて泣きながら同じようになったボコボコの自転車を持って帰るのだ。自転車天国の中国では、自転車は皆の乗り物と言って、乗り捨てが多いらしいが、中には自分の自転車を持つこともあるのだ。以前に更新しているかもしれない。イタリア映画の方はもっと社会的なテーマである。最後のシーンがとても涙を誘うのである。今回は寝てしまったが。。原語で見たのだがよくわかった。子供の時から、映画はセリフがわからなくてもずっと最後まで見ていたオニオン、どんな言葉も気にならない。だけどイタリア語はちゃんと習ったからある程度わかる。そもそもデシーカのものは見ているだけでも素晴らしい。映画のコメントのようになってしまったが、今月何となくせわしなかった。2月や3月に比べれば嘘のように楽だったが、休みが多くていくらかは休めるとは考えていたのだけど。。今年のテーマが「喜び」ではあるが、一般的な喜びはみない。6月以降はどうなのかと消極的にひそかに思った。そしたら、どこからか、「オニオンよぉ、この経験こそが喜びなのじゃよ」と聞こえてきたわ。。仕事を終えて帰宅して夕食済ませて、TVをつけそのまま番組見ないで寝てしまう程疲れることのできることこそが真の喜びとなぁ。。仕事のある事=家賃が払えて、食事が出来て、TVがあって、そのまま寝ることのできるいい身分であるとなぁ。。