プッ、ブッ、ピンポンパン。。
オニオンの父が、フランス人が話しているのをこう表現していた。彼は意味がわからなくても大量の音を耳で聞いていた。フランス語には破裂音が多いのだろう。Parispas pouquoi pour papa pain paix port passer pire plus pipi peinepluie...と思いつくままにあげてみたが、よく使う単語の中にPが入っているのが多い。さらにもうひとつの破裂音のBでは、bainbusbon bienbellebeaubanqueballonなど結構ある。デスカッションになると、つまり言い合いになると、人々は盛んに pourquoi=何故、 pas=否定で英語のnot, plus=もっと がひっきりなしに飛び交う。(なんであかんの、もっとやね、そうやないのよ、そんなあほなことないわ、もう通用せんわ。。)ちなみにbien=英語のwell, bon=英語のgood, beau=きれいは、「そやかて、あの人きれいもんな、性格ええしや。。」ということになる。フランス人は言い合うのが好きである。見てると喧嘩してるように見えるが、それはお互いが意見を交換し合っているシーンなのである。パーティーでも酒が入るので言い合いがよくある。でも悪気はない方が多いので翌日はさらりとしているものである。しかし、横で聞いてると、確かにピンポンパン、ビンバンボンと聞こえてくるだろう。。 ちなみに、昔東京の都電なるものに乗った時のこと、ふたりの女性が喧嘩しているのかと思うくらいの勢いで話し合っていたことがある。恐ろしいなぁ、東京ってとこは。。と感じたことは今でもトラウマになっている。ブリュッセルでも東京の人はなるべく言い合いにならないようにしている。言葉がきついと言うか、激しいと言うか、ピンポンパンどころではない発音が多い。何、チンタラチンタラやってんだ。そこでオッチんじゃえ。ふざけんじゃないよ。それ、腐ってるんじゃないの。。とかも本題に入るつもりが長すぎたので、続きは次回に。。