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カテゴリ:ヨーロッパ
昔からだが、ヨーロッパ大陸には人種が混ざっている
最近は難民の問題もあるが、以前は移民の問題もあった。 違う人種が仲良く生活することは、一つの土地を奪い合いして果たせないようである。 光は混じれば白くなるそうだが、雑色が混じると黒く濁る その点、日本は薄暗いのだろうか。。 とまれ、ここではオニオンのような非ヨーロッパ人種だと明らかに見た目で違うので区別される。 それを差別というかどうかは横においておくが、少数派のオニオンはヨーロッパ人種の人は日本人種と中国人種とを区別していると思い込んでいた。しかしながら、彼らにとっては実のところみんな同じ、非ヨーロッパ人というか、のっぺり顔のアジア人種にしか見えないのだった。 (ドイツ人の知り合いから日本人の顔はジャガイモだと言われた時のことを更新したが、彼らの拙いユーモアなのかと思うと同時に腹立たしい感じもした。) 日本人にとって、フランス人とドイツ人を区別することは無理に近いだろう。陸続きで混血もそうとういるし、祖先に交わっていたのだからよっぽど特徴がなければわからない。それと似てるのかも。。 ずっと前にここでフランス人の知人に中国語の翻訳をかって出たことがあった。フランス語にするのだが、説明文なので時間はかかったが、アナログ辞書の助けもあってなんとか完成したことがある。非公式だったこともあり、楽しかったのだが、それからなぜかオニオンは中国系人だとも思われていたみたいである。ときたま日本人だってことを思い出すようであるが、最終的に考えたらフランスから見たドイツくらいに日本と中国を重ねていたようだ。(色で言えば青と緑は違うけど、あおい色になるように) と、ここまで書いても、読者に分かってもらえているのかもわからないが、日本人種であると思い込んでるオニオンが知り合いから中国系なのかと思われて少しガクンとしたまでのこと。。 こちらに来ると最初のうちは自覚がないが、数年いると自分のIDが出てくる。周りがヨーロッパ種ばかりでも、なんとなく自分が溶け込んだような感覚に陥る。ところがどっこい、家族であっても見た目が違えば非ヨーロッパ人種になる。つまりどこまでいってもガイコク人ということ。。ヨーロッパ人になるには血をまぜていくしかないだろう。。 第二次大戦で敗戦した日本は、必死で西洋文化に溶け込もうとしたに違いない。そうして見返してやれとばかりにだ。他所から「猿真似」とまで呼ばれてもじっと我慢の子たちであっただろう。エコノミックアニマルなんて言われて反対に粋がっていた愚かな時もあった。大きな国際舞台に大枚をはたいて乗り込んだ。つまり多額の入場料を今でも払っているが。。 今では体型も顔つきも大きく変化して西洋人に追いついたと日本人は信じ込んでいる。けれど、もっと覚めた目で見れば、まともなモノが何であるのかがわかってくるはずだとオニオンは言及する 皆の違いを活かして、うまく混ぜ合わせて生活を営むことはどうやらまだ先の事のよう。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年11月19日 23時23分17秒
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