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カテゴリ:言葉の魔法
この世は相対的に動いている。つまり二つの極が相互にバランスを保っている。
もっとわかりやすく言うと、ポジとネガの両方があって両極を作っている。 過去のトラウマを清算する時、「ゆるす」というが、これは双方のゆるしがあって成立する。片方だけがゆるしても始まらない。ゆるしあうということ。 (ここが難儀なところだが、絶対的な観念だと全部をゆるすことが可能になる。) ゆるせない同僚がいたら、いつかゆるせるだろうかと考えておくことである。親子関係も然りである。しかし早急に対処しといた方が好いには違いない。 (やり方は自由にネット検索願います。) 以前にゆるせぬ同僚がいたが、幸いにお互いが離れていく状況になった。つまり仕事する場所が閉じられたからである。その時、普通なら「また、どこかで会いましょうね」とか「今度会う時までお元気で」とか儀礼上の挨拶を交わすであろう。「忘れないわ」などである。オニオンは「もう再び会うことも無いでしょう。さようなら」とSMSした。顔が見えないので仕方なかった。 ちなみに相手側も何かあって、オニオンをゆるせないのかもしれなかったけど。。 以後、オニオンなりの清算だったが、すっきりした。これがゆるしたになるのかどうかわからないが。。 その人からのメッセージは事務的な日本的なモノだった。先に「またよろしく」とか書いてたので、「さようなら」と返したのであるが、それまでになった。フランス語ならA DIEU(アデュー)と言って、最後のお別れの挨拶になる。もう二度と会わないとか、会いたくないとかであるが、結構効くので使用時は要注意で、相手が理解したか否かはどうでもいい。とりあえず自分からゆるしておくことである。 ゆるす者がいるから、ゆるされる者がいる。 まずは自分からゆるそう。(これも難しそうだが、一番手っ取り早いのでおススメ) 焦らないでもいいけど、生きてるうちにやっといたほうがいい。 自分を殺害した者をゆるせるかという疑問が残るけど。。よく普段から考えてシナリオを立てておこう。生の殺しでなくても、精神的に殺害されることもあり得る。ろくなことではないけど、一度は考えておきたい。ただし、死を期待している人にとっては、チャンスである。 ゆるされるよりもゆるす方を選ぼう。。愛される方よりも愛する方をとなっていく。。 ちなみに着物の帯はしんどい、ゆるくすると息が楽になる。帯の繊維が引っ張られているので、帯にとってもゆるくするのがいいし、締め付けられた胸もゆるんでいい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年04月30日 20時00分13秒
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