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カテゴリ:夢のまた夢
多くの人が、儚いモノを嫌うようですね。。
どんなモノも諸行無常であるのに、変化を止めようと努力しているのでしょうか。。 アンチエイジングは、老化を遅らせるためなら、本など著書は後に誰かが読むだろうということですかね。。 名前を残したり、作品を残して、ほんの一瞬の出来事を留めておきたい。。 しかしながら、空に流れる雲を停止させるようなモノです。無理です。雲は動き続けるからいいのであって、じっとしているモノではありません。つまり自然の動きを止めたいのか。。 仕事で使っていた名刺は、仕事を辞めればもう要りません。でもずっとそれを持ち続けているような。。 1960年代には家具でも形がつまらない大量生産プラスティック製が出回りました。色も鮮やかでしたが、色はかなり褪せていくものです。プラスティックの色褪せたオブジェなんて、冴えないですね。。 靴なども人工皮革のモノが出回って、型崩れしないということでしたが、いつまでたっても足に馴染みませんでした。ランドセルも本革だと臭いし、ボロボロになるのですね。手入れしないとなりませんでした。人工のモノは臭いませんし、艶もあった。そのうち本革のニオイなんて忘れてしまい、軽くて安い人工モノに慣れてしまったのですわ。。 残したくなくても残るモノは残ります。本革のニオイは一生忘れられないですし、肌触りもね。。オペラ歌手の声は録音で残りますが、それはあくまで録音です。歌手が歌った響きは、感動は一生残ります。 無理に見える形にしなくても、どこかに残っているのです。姿は変わっても見えないモノが残っていくのです。完全に消えてしまうモノは、残らなくていいモノなのです。 でもこの世界が仮想世界なら、初めから何も無いのだから、ぐたぐた言う事も無いです。 オニオンがこのブログをやってるのは、デジタルだからです。ボタンひとつで全部消えてしまうからです 金曜からベルギーの小さな河川が氾濫して、リエージュ近郊では地下室が完全に浸水して、2021年7月のように被害を報道してます。ベルギーの隣のドイツ側もモーゼル河の方が浸水してるとのことです。でも天気はずっと危ういですけど。。幸いに物的被害だけとのことです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年05月19日 13時00分08秒
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