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カテゴリ:つきあい
モノはもったいないから、買ったものは元を取るようにしているオニオンなのである。
靴だってへたるまで、冷蔵庫だって冷えなくなるまで、野菜だって使えるところは使い切るのである。 最近はあまり見なくなったボールペンや筆記用具も使い切るのである。しかし、インキはしょっちゅう使わないと二年くらいで固まってしまうのである。一時、ボールペンがタダで配られていた頃があったが、今はあまり見なくなった。使わなくなった。デジタル化されてから、鉛筆さえも使わないので、削って何度でもちびる迄使う人などいないのだろう。。 オニオンは逆流派なので、今でも鉛筆を使っている。ペンと違って、どんな角度でも書けるし消しゴムで消すこともできる。ちなみにカッターナイフで削るのが好きでもある。絵を描く場合だけでなく、オニオンは字を書くのである。正直なところ、シャープペンシルが数本以上あって、替え芯もたくさんあるのである。事務所時代からの習慣である。こちらでは殆ど見かけないが、日本ではまだ使っている人もいるだろうし、下敷きなども売ってるのだろうか。。 自分で削るのは色鉛筆くらいになるが、大人たちは色鉛筆はあまり使わないだろう。。 うちの棚などを整理してみると、あちこちのミューゼのお土産で買ったボールペンがたくさんツボに入っている。ベルギーやフランスのホテルでは昔はペンと便箋が部屋に置いてあって、もらっていってもよかったのであるが、それらも仲間になってる。最近はそんなホテルは消えてしまった。PCが使えそうな台さえ無いところがあるようでが、オニオンが泊まるオランダのホテルでは、よく書けるボールペンがレセプションにあって、必ず頂くことにしている。もちろん高級ホテルに行けば、ペンや便箋が用意されてるところがある。また聖書もナイトテーブルの引き出しに入れてある。 ところがどんなに高級なペンもインキが固まれば使えなくなる。インキカートリッジも高級値段だと、買いに行くのも躊躇する。といって、安い有名なフランスのビックは、すぐに固まってしまうし、新品でもすでに固くて書けないのが多くなった。ビックでさえ短命、ぺんてるもゼブラも三菱もペリカンもモンブランもクロスもどんなペンでもインキがダメだとダメ。。カートリッジが在庫にあるとは限らないし、どれだけ長い間在庫なのかわからないと、新品でもすでに使えない場合が多いのである。 固まらないと漏れやすいこともあり、インキは微妙である。昔ながらのインキ壺にペン先をつけてつかう万年筆が恰好ええやんかとなる。その液体インクも年数がたつと次第に色が濃くなって固まるのである。 プリンターも然り、ちょっと気温が高い夏のあと、印刷しようとしたら、替えて間もないカラーインキが出てこないのであるぅ。。どこの高いプリンターであってもインキカートリッジにかかっているのである。ちなみにこれが結構いい値段なので、プリンター会社はカートリッジを売って生存しているともいえるのである。 自動車もガソリンにしろ、電気にしろ、エネルギーが無いと動かない。冷蔵庫も然り、国にも財政が無いとならないのだ。。 ニンゲンも体だけじゃ肉の塊にすぎず重いだけ、それを稼働させるエネルギーが要るのである。 ボールペンやらのインキが固まってしまったら、こざかしい事せずにお別れすることらしい。日本のペンの製造会社に尋ねたところ、復活する可能性が無いではないけど、新しいモノをお買い求めくださった方がよろしいかととか返ってきたわ。。 野菜でも人間でも旬の時に、使い切るのがよろしいようで。。思いっきり節約家になるのも悪くないね。。他人からは「ケチ」や「しみったれ」と呼ばれることもあるので、ほどほどにね。。 ところが、モノというのは案外もつのである。使い方次第ではあるが、なかなか最後まで使い切れないのである。現代人は恵まれてモノに息がつまっているのに気が付かないようである。どうすればいいかは、わかりきったことで、新しく買わない事、もらわないこと、拾ってこない事である。必要な分だけでいいということなのだが、もっともっとの文化人にとっては、いささか難儀だろうか。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年06月11日 10時10分09秒
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