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カテゴリ:言葉の魔法
ネット動画のタイトルを見てるだけで、日本人は皆病んでいるのではないかと感じてしまうほど啓発的な短いキャッチフレーズ式のタイトルが目に入ります。
見てるだけで、恐ろしくなりますわ。。 「肩や首凝り」、「耳鳴り」、「自律神経云々」、「腰痛い」、「腱鞘炎」、「近視や老眼」など誰でも少しは経験するモノをあげてます。とにかくどこか具合が悪くなければならないので、「耳鳴り」募集やってるのですね。。 また、「あなた、死ぬの怖くないですか」とかもあって、冷静に見てると何でもありであることに気付きますでしょ。。寿命があるのだから、病や死のことは誰にでもやって来る課題ですね。 仏教でクッパ、「苦」になりますが、お釈迦さんは生きてることが苦だと言い切っているのですね。そうすると、「いや私はそうではないと思う、苦だけしかないとなれば惨めじゃないか」と自分の生を正当化というか、何か頼れるものをネットから見つけてきて「生き甲斐」だとする。 そこに、この世を去るのは怖くないかと問われれば、「はい」としか答えようがないですね。。 ここで仏教がどうのこうのではありませんが、その自分つまり我は無いとしています。無我であるモノが生き害でなく、生きる甲斐を見つけて頼って、死ぬのが怖いと言ってるのですね。 アナログからデジタルになって、雑誌や紙広告からでなくネット宣伝文句が生まれ、ひつこくつきまとう時代です。洗脳されやすくなってしまっているし、すでにそのありもし無いモノにしっかり掴まれているのですね。。 死のことより、そっちの方が恐れるべきではないかと思いますけど。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年07月09日 02時45分16秒
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