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カテゴリ:言葉の魔法
ガイコクの事がなかなかうまく伝わらないのは、日本語のせいではないでしょうか。。
また、日本のことがガイコクにうまく伝わらないのは、日本語のせい。。 以下は、すごく断腸の念で端折って書きますので、つっこみは不要です 主にインド・ヨーロピアン言語には主語があって、それを使います。つまり英語なら、IやYOUという主語を、フランス語ならJEとかTUとかです。それによって動詞も変化(活用)するので、万が一主語が消えていても推測できます。しかし、主語は常に文の頭に位置します。 ←ここまでですでに、わからなくなった人もいると思いますが、続けます。 日本語では私やあなたはいつも使いません。使わなくてもわかるというのか、それともわざとわからなくしているのかオニオンには分かりませんけど、動詞が活用しないので、翻訳する時に困ります。主語を見つけてこないと文にならないからです。最近は「私」を使うことも増えたようですけど。。 過去形も厳密にいえば存在感は薄く、副詞などで表しています。 逆に言えば、ガイコク語を翻訳する時は楽ですね。主語が分かっているからです。ただ、それだけではつかめないこともありますが、「彼」「彼女」「それ」というのもネック。。英語でHEやSHEやITの使い分けができないとなりません。船がSHEになったり、フランス語では食卓が女性形になったり、家が中性になったりする言語を日本語に変換するのは大変な作業です。AIならなんてことないでしょうけどね。。 つまり、ガイコクと日本の相違する言語事情のせいで日本では独特の文化を持っていたのです。日本のマンガが世界中で愛されあこがれをもたれて、日本の独自性があちこちに広まりました。そこには言葉を超えたモノが見え隠れしていますね。。 我々はマトリックスの中から出る時がやって来るのでしょうか。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年07月22日 01時00分11秒
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