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カテゴリ:言葉の魔法
日本語の歴史を勉強してもらえばわかりますが、なにごともその成り立ちをちゃんと理解することで多くの事が明確になります。
言葉を使うのはモノを明確にするためなのだから、ズボラしないでね。。 ここではほんの一部だけの説明ですので、是非調べてください。ネットで好きなだけ調べられますからね。。 さて、このテーマについては何度も書いてきてますが、書けば書くほど核心から遠ざかっている感です。 明治から文明開化で斬髪して、洋服を着出して、家屋も西洋式化してきました。ハイカラという言葉も出来ましたが、あれはカタカナ語ですが、英語がオリジンです。HIGH COLLARですね。 まずは外見を変えていくことで西洋化は始まったともいえるのではないかと。。 食べ物もステーキやビール、バターやブレッドなんですが、明治の前にはすでに数外国語のオリジンのカタカナ語が誕生してます。ランプやマントやコップなどですが、ポルトガル語だったりオランダ語です。今もう言わなくなったズボンはポルトガル語らしいですね。今も使ってるパンはそのままで、ブレッドに勝ってますよね。。 明治の幕開けと共に、それまでのカタカナ語が一緒くたに統合されてしまったのです。そして、世界大戦で敵国の言葉は禁止という事で、ベースボールが野球になったり、テニスが庭球とか、慌てて中国語にすがりました。 ところが戦争に負けて、一時は日本語の廃止をGHQから促されても命がけでレジスタンスしたおかげで、生き延びることができました。 戦後は野球がベースボールと同居するというはめになったのでしたが、ベースボールだと発音が長すぎるので短い野球がおちつきましたが、テニスはそのまま。。 その時点で、それまでのオリジンの区別は無くして、すべて認めるという日本的なスタイルが出来たのですね。←とても大雑把にまとめてますのでご了承を。。 つまり曲者はカタカナ語なんですね。音や聞きなしだけでなく、漢字の読み仮名とか外国がオリジンなモノ、ガイジンの名前だったり、また、ただ字体を変えて変化をつけているだけのものもあります。オニオンもカタカナ語ですけど、ガイジンでないですわ。。響きが良いという事で、書きやすいという事で名前に使われてきてますが、今ではローマ字を使っているようで、もう何でもありじゃないかとオニオンは危惧してます。 まともな日本語が出来ない日本の人が、カタカナ語だけでなく体裁だけでローマ字を使いだしてるということは、ますますカオスな状態になっているという事なのですね。。 統制の取れていない自由の姿がニッポンのカタカナ語に代表されているのですね それが良いとか悪いとかはその人次第ですけど、オニオンには不気味としか。。昔から日本人には顔が無いと言います。マスクみたいとか言いますが、マスクはその裏にあるモノを隠すためです。こっち欧米人によれば、何を考えてるんだか全く分からないと。。(何も考えていないこともあります。) ちなみに能のお面は面を通して裏にあるモノを表に出すというモノらしいですよ。。お能が日本の伝統芸術なら、いつの間にか日本人が西洋かぶれしたのかということですね。。 日本人は何も考えていないというのは、的を得ていると感じます。だから、他所の考えにすぐに染まってしまうのですね。。きっと日本の人たちは「賢い」民族でしょう。自分たちを主張せずにうまく相手の意見に同調して、切り抜けてきたからでしょうか。。個人は存在しなくて、あくまでも団体単位としての存在しか認められてこなかった。 そこで、皆が同等であるべきで、飛び出すものは切り捨てられる。しかしながら、飛び出したい気持ちは抑えきって、我慢している。飛び出した頭は叩かれ、足は引っこ抜かれて社会という箱にきっちりと収まるようになってるのでしょうかね。。こっちの人が満員電車をイワシの缶詰という表現をしましたが、あえて、イチゴの箱詰めでしょうね。。規定に合わないモノは、はじかれる。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年07月22日 17時00分10秒
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