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カテゴリ:亡国のイージス
「信じるにたる艦長と一緒に、一生に一度ぐらい意味がありそうなことをしてみるのも悪くないんじゃないかって、そう思ったんです。」(文庫本下巻60ページ) 竹中副長がこのテロ行動に参加した思い。 テロ行為は別として、この感覚はなんとなくわかる。 今まで、一生懸命その場は過ごして来たかも知れないが、何一つ「意味」がありそうなことをしてこなかったという感覚。 自分のためでもなく、家族のためでもなく、国のためでもなく、いつからか「自衛官」という縛りの中で時間を過ごしてきてしまったという感覚。 一般サラリーマン、特に大手企業に勤める人も同じような感覚なのではなかろうか。。。 そして、それに気づき「意味のありそうなこと」にふとぶつかった時に、自然とそちらに流されていくのはわかる気がする。 それも、信頼している人が舵を取っていることならば。 実際、本当にこういう事態(テロ行為)を起こすとしたら、動機はどうあれ、日本という国にはものすごく意味のあることになるだろう。 私も、このブログを通して、「何か意味のありそうなことができなかろうか?」と考えている。 (両国のご隠居さんや、リボンリボンさんのようなことはとてもできないが。) ひとりひとりが「意味のありそうなこと」を少しずつでも探したり、行動したりすることで、もう少し住み良い社会になるのではなかろうか? とも思ったりもするのだが。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年07月06日 22時03分04秒
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