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カテゴリ:政治
よかったよかった。
民営化の是非は別として、この法案は欠陥だらけだと思っていた。 そもそも、郵政民営化が議論され始める前に、特殊法人の廃止民営化の議論があり、年金一元化の議論がありしたのに、それらの改革は一切手をつけず、特殊法人には焼け太りさせ、年金問題などまるで無かったごとく対応したのが小泉首相のいう「改革」だった。 さらには、議員歳費は1年だけ少々減らしたのも元に戻しておきながらサラリーマン大増税を仕組む。 みなさんこの実体をどう見ているのだろう??? 「民営化賛成!」はいっこうにかまいませんが、法案の中身はわかっていっているのだろうか? 郵政民営化より本来やりやすかったはずの特殊法人廃止(もしくは民営化)をしなかった人が郵政民営化をいう矛盾を誰も疑問に思わないのだろうか? 道路公団の民営化が動き出し、議論していいる真っ最中に起こった橋梁談合問題は、「民営化する」と口で言うだけで後はほっぽらかしという事実がそこにあるということではないのだろうか? ところで、本当に解散するのだろうか? 解散してくれるのは個人的にはうれしい。 自民党が政権を失えば、今よりは政官業の癒着構造は減るはずだと期待しているから。(全くなくなるとはとても思えないが。。) 民主党が政権をとれば、もう一度河村たかし議員が年金問題を蒸し返してくれることも期待できるし。 しかし・・・ たぶん投票率は上がらないのだろう。。。 このどたばたは、「投票しない派」には格好の口実を作ってしまったような気がする。 「何が目的で選挙なんてするんだ!訳のわからない理由で選挙になんか時間を取られちゃたまらない!こっちは忙しいから勝手にやってくれ!」 と、義務を放棄して投票しなくなる。 すると必然的に組織票を持つ公明党が支える自民党が勝つ。 ましてや、法案の中身を吟味もしないで、「郵政民営化賛成!」と言う人たちが小泉首相を支えたりしたら自民圧勝までありそうな気が。。。 同じ郵政民営化でも、法案作らせたら民主党の方が上だと思うのだが。。。 民主党にもいろいろ問題はあるだろうが、大事なことは、政権を交代して政官業の癒着に少しでもメスを入れることではなろうか? 局所的な改革ごっこは止めて、日本の改革には政権交代がいつでもあり得るという形を作ることが政治家に改革をやらざるを得なくする第一歩のように感じている。 それも、痛みを押しつけるだけでなく、議員、官僚たちが先に傷む覚悟を持った改革を進めさせる第一歩。 矢祭町の改革のように行ければ最高だが、そこまで行けなくても、今みたいに自分たちの権益だけはしっかり確保した改革という名の愚民いじめ、愚民奴隷化とはちがう改革をスタートさせられる可能性が期待できるのは、政権交代しかないのでは? 異論があることは重々承知。 ただ、もし選挙になったら、どの党に投票するにせよ、投票だけはしてほしい。 それは、国民の義務だからということだけではなく、投票率向上こそが民主主義を成立させるただ一つの方法だから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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