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テーマ:政治について(20245)
カテゴリ:政治
郵政民営化法案の中身は、改革ではなく改悪だと私は思っている。
郵政を民営化することが是か非かは別問題で、この法案は改悪法案だと思うのだ。 だから、間違えないでほしい。 この法案に反対したから改革に反対しているというのは全く違うことを。 政府が出した「郵政民営化法案」と呼ばれる、いかにも改革のような名前の法案は、本当に「改革」と呼ぶに値する法案なのかと言うことを一人一人が判断して選挙に行こう! ただ、私の素朴な疑問にも少しは耳を傾けて欲しい。 郵政民営化が議題に上がる前に、 「特殊法人は原則廃止もしくは民営化!」 と唱え、途中では 「年金一元化を議論する!」 と唱えたその後はどうなった? 本当に改革の意志があれば、巨大な郵政を民営化する前に、実験段階で特殊法人を廃止したり、民営化したりする改革があってもしかるべきではなかったか? 国民に安心を与える意味でも、年金改革はもっと力をいれて良かったのではないのか? 道路公団の民営化にしても、民営化推進委員会は5人以上の出席がないといけないはずなのに、実質2人しか出席していない。 コレをほっぽらかしにしているの小泉首相ではないのか? こんな人がいくら「改革」といっても説得力もなにもないのでは? 郵政は「民営化」したいだけで、「改革」をしたいのではないんじゃないのか? 歳出カットは郵政民営化以外にもいくらでもあるのに、負担増、増税、ばかりで、歳出カットは郵政民営化ができてからでないとできないと言うのには無理がありゃしないか? それに、政府と与党の執行部がすべてを決めて、それに従わせる政治が本当に民主主義国家の政治と呼べるのか? これこそ密室政治で、政治改革の最も必要とするところではなかったか? 今までの「密室政治」と呼ばれた歴代自民党政権よりもよっぽど悪質な密室政治にはなっていないのか? 派閥解消といいながら、巨大な小泉派閥を作ることに腐心しているように見える点はどう釈明するのか? などなど、根本的なところであまりにも筋が通っていないと感じる。 どう考え、どう判断するかは一人一人で決めることだろうから、異論があってもかまわない。 私は、私の信じる、感じる良心に従って投票に行く。 とにかく投票率が上がることだけを今は願っている。 投票率さえ上がれば、それで民意を反映できる。 その結果、私がそうあってほしいと願っている結果が出ても納得する。 しかし、また投票率が60%前後とか、もしかすると今度は50%切るのではと心配しているが、そんな事になり、組織票を持つ人達だけが望む結果を甘んじて受け入れる国になるのだけは勘弁してもらいたい。 民主国家という肩書きも捨てた方がいい。 とにかく投票に行こう! 自分で判断できないなら、自分が信頼できる人に従うのも良いだろう。 投票率を100%にどれだけ近くするかが国民主権を取り戻し、民主主義を維持、発展させる唯一の方法。 権力者からすれば、投票率をどうやって上げないようにするかが、権力を振るえる環境を作るための、国民を権力者の奴隷化するうための罠。 まれにヒトラーを選んでしまうこともあるのが民主主義の恐いところでもあるが。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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