|
テーマ:政治について(20240)
カテゴリ:政治
昨日の日刊ゲンダイ3面に記事です。
抜粋して整理します。 一般に企業が税務署に納める消費税は 商品を売った際に受け取った消費税額 - 仕入た際に支払った消費税額 です。 しかし、輸出製品の場合は、外国人から日本の消費税は取れないから、売った時には消費税は0(ゼロ)。 つまり、0(ゼロ)から仕入れた際に支払った消費税額をマイナスすると常に消費税額はマイナスで、逆に税務署から払戻を受けることができます。 これが「輸出戻し税」といわれるもののようです。 例えばトヨタの場合 年間の課税売上:3兆6881億円 課税売上にかかる消費税額:1844億円 課税売上に対応する仕入れ高:3兆239億円 国内仕入にかかる消費税額:1512億円 本来(?)は 1844億 - 1512億円 = 332億円 が税務署に払われるべき消費税分ですが、輸出戻し税が2296億円(?!)あり、差し引き1964億円の還付を受ける!!! (数字は記事からの引用です) なんだかよくわかりません。。。 「消費税」なんですよね? 「税金」なんですよね? 売る時に消費税がとれない? なら払うだけでいいんじゃないのですか? 自分が最終購買者と考えれば消費税5%まるまる払うわけですよね??? なんだこのシステムは??? さらに記事によると、 「輸出上位10社の還付金は年間7727億円。輸出企業全体では消費税収入の18%(2兆)にもなるという。」 みんなが払っている消費税の18%が大手輸出企業の還付に使われてるってことですか? 100円消費税払うと、18円はそこへ流れる??? そういうこと??? さらに、 「輸出戻し税は消費税率がアップするほど還付金はどんどん多くなる。」 というしろものらしい。 なんかつながってきませんか? どうして選挙で経団連が自民党を応援したか。 消費税の上げ幅を大きくしそうな政党を応援した? 記事はこう結んでいます。 「中小・下請け企業は消費税を税金を払い、輸出大手は払い戻し。これってどう見ても不公平である。」 さて、、、 外国人相手に輸出してモノを売る方が儲かるとすると、、、 それに味をしめた企業は日本人を商売の相手にはしませんわなぁ。。。 外国で作らせ、外国から買い、外国に売る。 そうした企業が儲かる? 内需拡大は??? 雇用は??? そんなことどうでもいいんでしょうね。。。 そして、こういう一部潤う企業から献金をしっかりもらう政治屋さんたちは、このお金のなる木のための政策作りに奔走する? つながってる? 全てつながってる? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|