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テーマ:政治について(20243)
カテゴリ:政治
やっぱりというかなんというか。
道路公団民営化は新利権のための改革だったのかもという報道です。 今日の日刊現代の一面にでかでかとかかれた見出し。 「ETC義務化新利権」 記事は3面。 ETC”義務化”で「天下り財団」ボロ儲け という見出しの記事です。 抜粋して整理すると、 首都高速の一律料金を250円から1700円(!)に変更(半数の利用者には値上げ!)するため、走行距離を把握する必要があるということでETCを義務づける。 ETCを取り付ける際、「セットアップ料」という名目で3,000円を払わされるのだが、この料金に絡んでいるのが「道路システム高度化推進機構」という財団で、国土交通省OB3人、経済産業省OB3人、警察庁OB1人が理事・監事に就いている典型的な天下り財団。 3,000円の内500円が財団の取り分で、ETCを設置するほど自動的に金が入る。 財団の04年度の収入合計は60億(!)にも達している。 ETCが義務化されたらどこまで巨額の金が転がり込むかわからない。 ということになっているようです。 ここで日刊ゲンダイにちょっと反論。 これは新利権でも何でもなく、すでにできあがった利権構造では? 利権としていますが、この費用がETCのセットアップ、運用に間違いなく必要な費用なのであれば天下りということ以外は何の問題もないのでは? 「セットアップ」費用だから、ETCが普及しきってしまえばそれから先は雀の涙程度になるので、利権と呼ぶほどのものではないかも? で、実際のところはこの財団は必要なんですかね? 私が思うに、値上げになることの方がよっぽど問題なのでは? 記事によると、「利用者の半分は値上げになる計算」 だというのだから。 結局「民営化」ってのは、なんのためだったかってことになると、、、 ・競合の無い民営化天下り大企業を作ってしまったことで、 ・利用者に今まで以上の費用負担を強いて、 ・しかも国営ならいつかは(民主党案ならすぐにでも?)無料化が期待できたものが永久有料化になり、 ・利益はその企業のもので、国には法人税だけ? という流れが明確になってきたわけですから、、、 まぁ、わかっていたことですよね。 みんなわかって自民党を応援して、道路公団民営化を支持して、 民営化こそが自分たちのための改革 であり、この流れの先には必ず 自分たちに利益をもたらすか、国の復興(?)に役立つ というものが見えているんですから。 賢いんですよ。みんな。 私にはさっぱり見えてこないんですよね。。。 私のような愚か者にはついていけない世界です。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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