それもよし

「吉野家は味にこだわったため米国産にこだわった」

というような人がいます。

半分本当で、半分はウソじゃないかなぁと。

吉野家の規模になると、安定供給するには他国産のでは足りず、大量に輸入される米国産じゃないといかなかったと言うのも事実でしょうから。

それに、味なんて薬使えばなんとでもなるでしょ？

やわらかくするのだっていろいろ薬も技もあるでしょ？

ミンチ肉を成型してカット肉に見せかけてるのを「やわらかい」とありがたがって食べてる人や、筋きり肉（筋を針や刃物で切った肉）を「やわらかい」とありがたがって食べる人や、「やわらかい」＝「うまい」ではないはずなのに「やわらかい」にこだわる人や。


味だっていい加減。

吉野家の牛丼が１５００円でも「うまい！」と言うのかな？

値段と味のバランスをとって「うまい」って言うのが本音じゃないのかな？

うまいから食べてるんじゃなくて、安くて、他の同じような値段のものよりうまいとか、味が他よりは好みだからとか、手軽だからとか、時間がかからないからとか、いろいろ総合的に絡んでるんじゃないのかな？

まず「安い」が頭の中にあるからじゃないのかな？


味についてのいい加減さといえば、

芸能人がうまいというとみんなで味にうまいと思いこんじゃったり。

佐藤○緒さんが競馬の番組にでてたとき、

「○○競馬場の○○ラーメンがうまい」

とか言ってて、それをスタッフも食べて「うまい」と言っている放送を観ました。

そんなにうまいのか？と食べてみた。

まずくはないが、、、うまくはない。

申し訳ない、それは私が作った方がうまい。

と思ったもんです。

また食べたいとは思わなかった。



米国産に限らず、牛肉は食べなくても死なないから好んでは食べません。

ＢＳＥも怖いけど、食品添加物やら輸入野菜の残留農薬やら、安心して食べられるものって本当に少ない気がします。


有機のものを食べないと「気」（字が違うけど）も入らない？

食べるものから「気」が入らないから心身とも病気になりやすい？

有機のものを食べないから勇気もわかない？

無機のものばかり食べるから無気力になる？

なんて考えたりします。


それもこれも、根底には食糧自給率の問題があるのではなかろうかと思っています。

みんな、食糧自給の問題をもう少しでも自分のこととして考えるようになれれば変わってくるんじゃないかなぁと思いつつ。