それもよし

参考　Yahoo!ニュース　時事通信の記事
イラク負傷兵士が落選＝善戦及ばず－イリノイ州・米中間選挙
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061108-00000092-jij-int


この方は、イラク戦争に兵士として派兵され、両足を失ったということです。

そして帰ってきてから「イラク戦争は間違いだった」と。


この方にとって何が間違いだったのでしょう？

この方のニュースを昨日ＴＶで見ましたが、今ひとつ何を持って間違いだったかというところがわかりませんでした。

なんだか、

「私が足を切断し、米兵が３千人も死に、友達の兵士が死んだり傷ついたりしたから」

というようなことしか伝わってこなかったんですよねぇ。。。

ＴＶ局の編集したものですから、彼女の本心がどこにあるのかはわかりませんけど。


兵士という職業を自分で選んだのだから、兵士としての任務の先に何があるかは想像してたはずだと思うんですよ。

だから、そんな安易な考え方はしてないとは思うんですが、、、

それにしても、発言が米兵のことだけ。

本当に理不尽な仕打ちを受けたのはだれでしょうね？

米兵が３千人？

兵士でしょ？

イラクの何の罪もない民衆は何万人？




兵士も民衆も死なせちゃいけません。

そこを区別するのは良くないことだとは思います。

でも、なんか違うって思ったんですよねぇ。。。


そもそも、死んだ人が「数」になっちゃってることにも非常に違和感があります。

戦争を起こした張本人＝ブッシュ大統領は、それこそ人を「数」としてしか認識していないかも知れませんが。。。

何人死んだが問題じゃないんです。

ある人にはたった一人の息子だったり、娘だったり、夫だったり妻だったりするわけで、この世にたった一人しかいない大切な命を奪うのが戦争なんだということを、戦争を起こす前に良く考えてもらいたいものです。

敵も味方もなく。

戦争をするなら、それを実行させる人の家族を最低一人最前線に派兵するぐらいの覚悟が必要なんじゃないでしょうか？

そんな覚悟なんてブッシュ大統領にあるとは思えない。

自分たちは安全なところにいて、自分とは無関係の人たちを「数」として「兵器」として使う。

それが戦争。


ちょっと書いてることが混乱してきましたのでこの辺でやめときます。



私の愛する人々が「数」にならないことを願いつつ。