それもよし

◎●◎　これは架空のお話です　◎●◎


党幹部Ａ　「前回の選挙のおかげで議員がずいぶん増えたよ。来年は政党助成金も増えてラッキー！」

党幹部Ｂ　「でも、もっと増やそうよ」

党幹部Ａ　「どうやって？」

党幹部Ｂ　「前回の選挙で我が党に造反して追い出した議員を戻せばいいんだよ」

党幹部Ａ　「そりゃ名案だ！やつらも金がなくて懲りてるだろうし」

党幹部Ｂ　「よし！じゃあ、俺が説得してくるよ」



党幹部Ｂ　「どうだい？党を離れると人も金も離れるだろ？」

造反Ａ　「まいりましたよ。まさか本気で首切ると思ってなかったし。。。」

党幹部Ｂ　「どうだい、戻ってくるかい？」

造反Ａ　「えっ？いいの？」

党幹部Ｂ　「いいよ。ただし、条件があるんだ」

造反Ａ　「なんだい？なんでも飲むよ」

党幹部Ｂ　「政党助成金の取り分は今までの半分ね」

造反Ａ　「えぇ！それはちょっとひどすぎない？」

党幹部Ｂ　「じゃあ、この話はなしね。別に、政党助成金は今までより増えてるから別に問題ないし」

造反Ａ　「・・・。しょうがない。その変わり、次回はもどしてね？」

党幹部Ｂ　「そうだなぁ・・・。それならもう少し条件だしちゃおうかな。」

造反Ａ　「えぇ！！！そりゃないよ！！！」

党幹部Ｂ　「じゃあ、この話はなしね。別に、政党助成金は今までより増えてるから別に問題ないし」

造反Ａ　「またそうきたかい。。。しょうがない、どんな条件だい？」

党幹部Ｂ　「（１）政権公約の順守
　　　　　　（２）所信表明の順守
　　　　　　（３）党規党則の忠実な履行
　　　　　　（４）その誓約書
　　　　　　ね。」

造反Ａ　「なんだ！お安い御用だね！」

党幹部Ｂ　「そんな簡単かい？前回おまえに投票したやつらは民営化反対だぞ？
　　　　　　そいつらは今度おまえに投票しないかもしれないぞ？」

造反Ａ　「だいじょうぶだろ？俺の次の選挙まで３年以上あるし、その頃にはみんな忘れてるよ。」

党幹部Ｂ　「そりゃそうだ！その前に参院選があるけど、その時には忘れてると思ってるからこっちも話を持ってきた訳だしね。（笑）」

造反Ａ　「よし、じゃあ決まり。みんなで復党届け出しにいくからよろしくね」



◎●◎　これはフィクションです　◎●◎




こんなやつらにはたぶんバチがあたるな。