「負けん組」の新しい生き方と野望

あるアスリートから聞いた話。

ある草野球チームの補欠選手に国体で優勝できる位の槍投げの才能がある人がいると言う。

守備が外野でとても肩がいいと言われているので冗談で投げてもらったところ、

初めてなのに大会でも上位入賞できる程の記録を出したそうだ。

練習を積めば間違いなく優勝も夢ではない才能があると確信し何度も誘ったらしいのだが、

彼にとって槍投げは魅力を感じないスポーツという事だったらしい。


とても勿体ない話のようだが、

例え補欠であっても、彼には野球をしている方が楽しいという事なのだろう。


つまり、人は才能があるからそれが楽しいのではなく、

自分にとってそれが好きだから楽しいのだ。


例えば、ドロップアウトしてしまったニートだって、

才能のある事をしていれば日本一だったことはあったかもしれないし、

オリンピックのゴールドメダリストや世界的なアーティストだって、

生まれ育った環境が少しでも違えばそうはならなかったかもしれない。


もしかしたら、あなたも、そして私も、

才能のある事をしていたなら、世界的な人物だったのかもしれない。


でも、それが幸せであったかどうかは分からないけれど。


あっ、改めて読むとこの文章の後半がとても変な事に気が付いた。

まあ、私は文章がウマイからブログを書いてるんじゃなくて、

ただ楽しいから書いているんでご勘弁を～。（笑）