カテゴリ:カテゴリ未分類
息子の友人が捨猫を2匹拾って学校に持っていった。
それから猫たちは学校で先生方に餌をもらい飼う人を探す事になった。 息子はとても飼いたいようだったが、 うちには気高く気難しい“そら”と言う猫が居るので諦めさせた。 1匹目の飼い手は直ぐに決まった。 でも、もう1匹は何日経っても決まらなかった。 先生から何度も我が家で飼ってもらえないかと話があった。 早く飼い手が現れるのを祈っていた。 実はその猫、片目が白く濁りほとんど見えないという事が分かった。 それを聞いて私は思った。 きっとこのまま飼い手が見つからないだろうと。 そして、いずれ保健所行きになる、我が家が飼わなければと。 恐らくかみさんも同じ事を感じたのだと思う。 目の悪い息子も何かを感じたのだろう。 急遽、我が家で飼うことになったのであった。 いかにも野良というような安っぽい猫。 私が“ちびこん”と名づけた。 しかし、その“ちびこん”は困った奴でどこにでもおしっこをした。 ソファーや座布団、羽毛布団は何枚もダメになった。 そして家中猫のおしっこの臭いになってしまった。 色々な事を試したがそれを止めさせるのはとても困難な事だった。 もうその臭いに慣れようとするしかなかった。 それから約2年、家中のおしっこの臭いにやっと慣れた頃、 ちびこんはやっと自分のトイレでするようになった。 今でも家中のあちこちに臭いは残っているけれど、 何をされても嫌がらないとても愛嬌のある猫で 気高く気難しい“そら”同様我が家の人気者です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|