カテゴリ:本とか映画とか
江戸時代の文献から当時の様子を見て見るタイプに本です。
タイトルには大名屋敷とありますが、メインは大名屋敷に出入りしていた庄屋(?)さんの記録になっています。 結構このタイプの本って新書で多いですね。 一時ブームだったのでしょうか。 ある時、「幕末単身赴任」なる本を手にしてから、読むようになりました。 自分の地元出身のお侍が参勤交代で江戸へ単身赴任した記録だったんです。 下級武士で殿様の衣装の式典などの衣装の係なのですが、お金は無いけど暇は沢山ある。 あちこち出掛けて見物したり、アルバイトしたりと かなりのほほんとした生活ぶり。 なんだか時代小説の登場人物とのギャップが笑えます。しかも結構グルメだったり。 なかなか楽しい本でした。 ほとんどは、大名屋敷の汲み取り権を中心に、お侍としたたかな庄屋のやりとりです。 先祖が庄屋だったと聞いていたので、「どんな生活?」って楽しみでした。 押したり引いたり、景気が良かったり悪かったり。今も昔も変わらないやりとりがあります。 時代劇で観たお代官様に虐げられているお百姓というよりも、完全な商売人って印象です。 身分の違いで虐げられる百姓のイメージじゃないですね。 下請けにお金払うのあたふたしてたり、なんとなく可哀想なだけの百姓じゃなくてよかった。 ・・・飢饉や干ばつだとそうも行かないですけどネ。 大名屋敷の謎 幕末単身赴任下級武士の食日記 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/05/29 01:16:59 AM
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