にゃんこの幼稚園の運動会で、
年長さんは、竹馬に乗るという種目があって、
それに向けて、竹馬の練習を始めた。

またその竹馬も、母親達それぞれの手作りなのですよ。。

縄を巻いたり、ボルトを締めたりしました。

子供を思って、
みんなそれぞれ母達は一生懸命作ります。



運動会まで、後約１ヶ月。
本当に乗れるようになるのかなあと心配に。
お友達の中には、早々に乗れる子が居たりして、
ちょっと焦る。。


週末は、竹馬をお持ち帰りして、
二人で近くの公園に行き、親子で裸足になって練習〜
焦らすと、プレッシャーになるだろうし、
自分も焦らず、ゆっくり行こうと心に決めて見守る。。


ちょっと二人で練習したけれど、
どうもにゃんこの火がつかず、
熱い気持ちは私だけのような。。。

どうにも、
体育会系の血が騒ぎ出し、
ついつい、子供をビシビシ鍛えたくなる。。

ここは我慢、我慢。
と、思いとどまり、
その日は軽い練習で終わり。



次の日、幼稚園にお迎え行くと、

「おかーーーーさーーーん、竹馬のれたヨーーーー。」と
我が子。

先生に教えてもらい、
乗るタイミングを掴んだらしい。


昨日は全くダメだったのに。。。
信じられない。



先生に聞くと、
ほとんどの子が練習を止めても、
黙々と竹馬練習を続けるにゃんこがいたらしい。

足の皮が破れ、
痛そうだった。
お風呂に入るときには痛くて泣いていた。



私の前では、
練習に身が入らない様子だったのに、
幼稚園だと違うにゃんこがいるんだね。



竹馬にまだ乗れなくて、
公園で練習していたときに、
にゃんこが、

「なんだか泣きそう。」と言う。

「え？なんで？　竹馬のれないから？」と聞いたら、
違うと言う。


乗れる事を想像したら泣けて来たと言う。
オリンピック選手は、みんな勝って泣いているよね、と言う。


乗れる前に、乗れた時の事を想像し、
その時の涙を想像するにゃんこ。


面白い奴だなあと思った。

そして、
それは「嬉しくても涙は出るんだよ。そういう涙なんだよ。」と教えた。


竹馬に乗れた時、
にゃんこ泣いたかな？



母さんは、
竹馬に乗れたにゃんこを見て、うるうる（涙）したけどね。