欲の皮のつっぱった小金持ち達
突然だが、諸兄の余剰資金が1000万円あればどうするだろうか。銀行へ貯金?郵便局に貯金?保険に投資?株や投資信託?外貨預金?それとも国債?今、巷では投機の話で持ちきりである。 銀行への預金もペイオフの制定により1000万円以上は保護されない時代に入ってしまった。そして、その預貯金を虎視眈々と狙っている詐欺集団は後を絶たない。 昨今、新聞などで取り上げられる「近未来通信社」の話だ。IP電話基地局のオーナーにならないかと派手に宣伝し、リターンも毎月保証するから基地局へ投資しないか?というものである。 昨日、一斉にこの会社はもぬけの殻となったのである。1,200万円投資した人もいれば、老後のたくわえを増やそうとして4,000万円出資した年配の方も沢山いらっしゃったわけだが、うまい話にはウラがあると小中学校で学ばなかったのだろうか。 今は弁護士もしゃしゃりでているが、あくまで投資と謳っているのだから、いくら損害賠償の訴訟をおこしたところで無駄になるだろうに。。。。残念でならない。 好景気に躍らされ、金利が上がってきているのを見て利殖という最もタチの悪いギャンブルに勤しんだ人間(被害者)が後を絶たない。となれば当然なんらかの詐欺が次々とお年寄りをターゲットにし犯罪が増えるだろう。 おじさんが常々不思議なのは、どうして庶民はTVCMや新聞への広告があるというだけで簡単に信用してしまうものなのか? それで詐欺だのなんだのと騒ぎ立てるのはおかしいのではないかとおじさん思うのである。これからこういった被害に遇う「小金持」が増えていくんだろうなぁ、、、 皆様、お気をつけあそばせ・・・・ 今日のBGM 岡村孝子 「はぐれそうな天使」