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カテゴリ:息子あれこれ
昨晩、夫とリビングでお酒を飲んでいた時の事。
起き出して来た息子が、リビングの窓側を背に配置してあるソファに手をかけ、つかまり立ちしています。 壁一面の大きなガラス窓。 六階にある我が家からは、高速道路を行き交う車に、遠くの夜景まで見渡すことができます。 息子は、ジ~っと、つかまり立ちをしたまま、夜景を眺めています。 ですが、どうやらいつもと違う角度を見つめる息子。 首を一生懸命伸ばし、いつもより高い場所を見ています。 息子の見つめる先を、座ったままの私が目で追っても、夜景ではなく、窓の縁か天井しか見えません。 「なにジ~っと見てるのォ????」 試しに、息子の頭と同じ高さに屈んで、窓の外を見てみました。 すると、 そこにはぽっかり、お月さま。 月が真上に浮かんでいたので、私はそれまで全く気付いていなかったのです。 大人の私が座っていても、つかまり立ちする息子の目線より高くなります。 当然、私が見る窓の外と、息子が見る窓の外は、違った景色が広がっています。 今更ながら、気付かされました。 大人の私よりも、 生まれて間もない息子のほうが、 ずっとずっと、 広い広い空を眺めていました。 「そうかぁ!!! お月さまがいたのかぁ!!! 半分こっこのお月さまだねェ!! お母さんもお父さんも、気付かなかったよ~・・・。 きれいだねェ~♪」 ニコニコ顔の息子を抱っこして、夫と三人でベランダにでました。 気持ちのいい夜の風。 息子は「あ~あ・・・う~~う・・」と、一生懸命、夜の風景に語りかけています。 息子が一番最初に発見し、私たちに教えてくれたお月さま。 久しぶりに出会ったお月様は、本当に、きれいでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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