私の肉体は支配できても、心までは自由にさせない。 by 玄奘三蔵 映画『西遊記之孫悟空三打白骨精』
『西遊記』は、七世紀に実存した玄奘三蔵がモデルの物語。玄奘は、妖怪や孫悟空などの御供は作り話ですが、大変な困難に遭いながらもくじけず西域をめざし偉業を成し遂げた高僧です。彼が西域を目指し出立したのは二十六歳の時。妖怪こそ居なかったでしょうが、道中での困難、立ち寄る国々での誘惑や命の危険は数々あったようです。彼はあの若さでありながらも、名だたる高僧でしたから、国王たちがなかなか離してくれないのです。甘い言葉や脅しに屈せず、時には涙ながらに説き伏せ、なんと高昌国では国王と兄弟の契りを交わすことで、ようやく出立できます。『玄奘三蔵・講談社』によると高昌王の再三の懇願にもかかわらず(しまいには、お願いと言うより、権力にものを言わせようとまで。。) 三蔵は、「玄奘が来たのは大法のためです。いまここで妨害されれば、ただ骨(肉体を指す)だけは王の所に留められるでしょう。しかし、精神までは必ずしも貴方の自由になりません」 と答え遂には嗚咽して何も言えなくなってしまいました。彼は水も食も断ち、命をかけて高昌王の理解を得ようとします。三日の後、玄奘の体力が萎えたことを知るに至りついに高昌王は折れて、王の母の前で、玄奘と兄弟の契りを交わし出立を許します。最期の講話の時、高昌王は、壇上に上がる玄奘三蔵に跪き、踏み台になったそうです。危うし唐僧(笑)『西遊記之孫悟空三打白骨精』玄奘三蔵 西域・インド紀行価格:1,037円(税込、送料別)高昌王と玄奘三蔵シリーズ 一目でわかる♪ 『西遊記之孫悟空三打白骨精』一から順に(下から上へ)お願いいたしますm(__)m四、高昌王の手紙三、高昌王の思い出二、高昌王の純情一、私の肉体は支配できても、、ウィリアム・フォン、馮紹峰、フォン・シャオフォン、ペン・シャオペン 全部同じ人(笑)