羽生先生による王将戦の振り返り
戦型は昔2004年頃流行した形の一手損角換わり。昔の感覚と現代の感覚が融合して行くような時間が続く面白い経験でした。掛川茶、大変美味しかったです。— 羽生善治 (@yoshiharuhabu) March 14, 2023 攻めが続くか微妙でしたが筋悪に打った金が結果的にはうまく行ったようです。最後の王手ラッシュは肝を冷やしましたが何とか逃げ切れました。ストレート負けは回避できたので嬉しいというよりはホッとしたのが実感です。— 羽生善治 (@yoshiharuhabu) March 21, 2023 新手筋だと思いますし、ソフトからの発想とも思えません。そこからの対応を誤り少しずつ悪くなる反省の一局でした。— 羽生善治 (@yoshiharuhabu) March 22, 2023 封じ手の二択が難解で二時間以上の長考となりましたがここでペースを握れたようです。しかし、正しく応対されると千日手にしかならないので作戦は良くなかったと思います。ともあれ、2勝2敗のタイとなって次につながる対局となりました。— 羽生善治 (@yoshiharuhabu) March 25, 2023 ソフトが指摘した正しい手順は今後の大きな課題です。終盤も難解でしたが、もう少し熱戦になる手順を選べず残念でした。 しかし、今年度指した対局の中で最も難しい1局を指せた事は満足しています。— 羽生善治 (@yoshiharuhabu) March 26, 2023 そこからは粘り強く指したつもりでしたが差を詰め切れませんでした。一手の大切さを痛感した1局でした。残念ながらこれで敗退となりましたが、また力をつけて檜舞台に立ちたいと思います。 たくさんの御声援ありがとうございました。羽生— 羽生善治 (@yoshiharuhabu) March 30, 2023 羽生先生がずっとずっと楽しく将棋を指すことが出来ますように棋士の瞬き/野澤亘伸【3000円以上送料無料】