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テーマ:楽天写真館(356044)
カテゴリ:園芸植物
☆クリスマスローズの花が咲いています。
☆クリスマスローズは、キンポウゲ科クリスマスローズ属の多年草です。 ☆クリスマスローズの花は、他のキンポウゲ科の植物と同じく花びらのように見えるのは萼片なので、花弁(花びら)のようにすぐ散ることがなく、花が咲き続けているかのように長く鑑賞することができます。 ☆赤紫色の5枚の萼片、花の中央に雌蕊、それを取り囲む多数の雄蕊、萼片と雄蕊の間に赤紫色の筒状の蜜腺が見えます。 ☆花の中央に5本の雌蕊が見えます。クリスマスローズの花は雌性先熟で、雌蕊が雄蕊より数日前に熟し、受粉のチャンスを待っているそうです。この花は雌性期で、外側の雄蕊は伸び始めていますが、まだ雄蕊の葯から花粉は出ていないようです。 ☆雌蕊の本数は、1本から数本まで様々なようです。こちらの花は雌蕊が1本。(2014年3月3日撮影)。 ☆こちらの花は雌蕊が2本。(2014年3月3日撮影)。 ☆こちらの花は雌蕊が3本。(2016年3月16日撮影)。 ☆萼片と雄蕊の間にある赤紫色の筒状の蜜腺(ネクタリー)は、本来の花びらが退化したものです。同じキンポウゲ科のセツブンソウなどと共通しています。 ☆クリスマスローズの名は、クリスマスの頃にバラ(薔薇:ローズ)のような花を咲かせることに由来します。なお、名前の通りクリスマスの頃に咲くクリスマスローズは、原種の一つである「ヘレボルス・ニゲル」という品種だけです。他のものは春の2月下旬から4月に咲く「レンテンローズ」という品種で、これもクリスマスローズの品名で流通しています。 ☆クリスマスローズの花言葉は、「私の不安をやわらげて」「慰め」「中傷」などだそうです。古代ヨーロッパではクリスマスローズの花の香りは病人から悪臭を除くと信じられ、ギリシャでは狂人を正気に戻すといわれており、16~17世紀のイギリスでは憂鬱を追い払うのに使われており、「私の不安をやわらげて」「慰め」は、そのことに由来するそうです。「中傷」は、クリスマスローズの根に毒があることにちなむそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.03.21 06:35:33
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