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テーマ:楽天写真館(356035)
カテゴリ:山野草と樹木
☆4月6日、今年4回目の高尾山(東京都八王子市)での植物観察の続きです。ミミガタテンナンショウの花です。ミミガタテンナンショウ(耳型天南星)の名は、仏炎苞の口辺部が耳朶(みみたぶ)のように張り出していることと、「天南星」は中国で夜空に広がる星のことで葉が広がる形に由来するそうです。
☆ミヤマキケマンの花です。ミヤマキケマン(深山黄華鬘)の名は、山地に咲く黄色い花の華鬘草に由来します。ケマンソウ(華鬘草)の名は、仏具の一つである「華鬘(ケマン)」という装飾具に似ていることから名づけられました。「深山」の名はついていますが、深山に分布するのではなく低山や丘陵地に分布します。 ☆ムラサキケマンの花は、あちこちで見かけました。ムラサキケマン(紫華鬘)の名は、紫色のケマンソウ(華鬘草)から。ケマンソウ(華鬘草)の名は、仏具の一つである「華鬘(ケマン)」という装飾具に似ていることから名づけられました。 ☆コクサギの花です。コクサギは、雌雄異株・雌雄異花で、雌株の雌花は1個だけ咲き、雄株の雄花は総状花序に咲きます。これは、雄株の雄花です。 ☆こちらは、コクサギの雌株の雌花です。コクサギ(小臭木)の名は、枝や葉に特有の臭気があること、低木でクサギ(臭木)に比べて小さいことから名づけられました。 ☆エンレイソウです。花は終わりかけていました。エンレイソウ(延齢草)の名は、中国では薬草として用いられていて、漢名を延齢草根(えんれいそうこん)という胃腸薬として用いられていたことから名づけられました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.04.11 06:46:23
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