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テーマ:最近観た映画。(40149)
カテゴリ:映画感想
久々に酒抜きのまったりした週末、TUTAYAの更新も迫っていたので、容疑者室井慎次&あぶ刑事を借りた。
相方が田中麗奈のファンなので、麗奈作品はほとんど見ている 容疑者室井…つまらん映画ではなかったけど…むしろじわーといい作品、というか地味に面白い作品ではあったけど、映画のテンポに今イチついていけなかった。 途中何度も記憶を失いそうになった。 まあ今回は、あの寡黙な室井さんを主人公にしているので、室井さんを引き立たせるには地味なテンポになるのは仕方ないとは思うのだが、哀川翔の役はいるんだろうか??? 麗奈ちゃんはがんばっていたように思う。 しかし多分私が見た中でのベストオブ麗奈作品はクドカンの「ドラックストアーガール」をおいて他にないだろう。 この「ドラックストアーガール」は、さすがに田中麗奈ファンのクドカンだけに、どういう役をさせれば彼女の魅力が出るのか、よくわかってる感じだった。 話がそれた…容疑者室井に関しては途中ぼそぼそ喋るシーンが多すぎて、聞き辛いシーンが多く、ほとんど田中麗奈の走る姿しか記憶に残っていない そしてあぶ刑事…好きな作品だけに、これは本当にがっかりさせられた事この上ない作品だった。 キャラクターは相変わらずいい味だったけど、肝心の若者(佐藤隆太&窪塚俊介)2人のキャラを作りこんでいないのがミエミエで、ラストシーンは「はいはいやっぱりねー」という感じだった。 それとこの若者二人にはこの役は荷が重過ぎたんじゃないだろうか? こういう役は窪塚兄とかにやらせた方が猟奇的な感じが出ていいと思う。 それよりも何よりも最近の事件物ですごく残念なのが、PC世代の若者は「悪」で、最後はアナログの勝利…みたいな安直な台本にため息が出る。 こういう話を書く脚本家は、PCが使えないんじゃないか?とか年寄りに媚すぎだとか思ってしまう。 確かにアナログにはアナログのいい所があるけど、どうあがいても今はPCが使えないと不便な時代。PCを悪と目くじら立てるより、もっとPCのいい所を描こうよと思うのは私だけだろうか? プロハンターの頃からの柏原(あぶ刑事の脚本家)さんのファンである私は、この微妙なトーンのあぶ刑事には魅力を感じる事が出来なかったのが残念でなりません。 週末2本の刑事ものを見たけど、なんか面白い映画でも見てすっきりしたい! そんな気分だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年06月18日 16時31分08秒
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