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カテゴリ:シナリオネタの日記
今日はちょっとシナリオテイストを入れて書いてみよう…
いつものように姑みっちゃんの他愛もない会話の中から聞かされた話。 みっちゃんのパチンコ仲間にOさんという人がいる。 Oさんの娘は、生粋の江戸っ子で、2年ほど前に結婚した。 結婚すると同時に旦那が九州に転勤が決まったので、泣く泣くついていったものの、私の心の古里博多は、とてもいい街だったらしく(そうじゃろ、そうじゃろ)、次第にOさんの娘すみれちゃん(仮名)は博多に馴染んでいった。 私にも身に覚えがあるが(40になった今でもその攻撃は避けられない)、結婚すると親は 「子供はまだか?」と矢のように攻め立てる。 しかも今時「なんすか、それは?」と言いたくなるような、「長男の嫁」をたてにとって… すみれちゃんと旦那は、早く子供がほしいので産婦人科に検査に行った。 この辺りは我がチームnammyと違って、えらいですね、この二人。 所が、なんと検査の結果、すみれちゃんには子供が出来ないことが判明 「長男の嫁なのに冗談じゃない!」 「子供が出来ないなら出て行けとはいわんが、俺は自分の子供が欲しいのでよそで作る」 「そうだ、そうだ(旦那の姑)」 「それが嫌なら勝手に出て行けば!!!」すでに男には女がいるらしい 普通こんな場合、夫婦ならねぎらいの言葉をかけるんじゃないかぁー? もちろんこんな事をいわれて、すみれちゃんが黙っているはずはない(当然だ) Oさんも旦那さんの事故死の後、女出一つで育て上げた可愛い娘にそんな仕打ちをされて黙っているはずもない。 離婚の方面で色々考えているらしいが、なにぶん相談相手が、 「ペットボトル」を「ポットベトル」としか覚えられない我が姑なのが情けない もちろんこの話を聞いている間中私にもお鉢は回ってきた。 舅「しゅー、耳が痛いだろ?」と、うちに子供がいない事をねちねち攻撃されたのでここぞとばかり言ってやった。 しゅー「でも女には産むか産まないかを選択する権利が法律的に認められていますからねー。子供が産めないからって出て行けって言うのは、だいたい親が決める事がじゃないし、こんな事されたら私なら精神的慰謝料を絶対要求しますね!」(すごい長台詞だ) もちろん、「親が一番偉い」時代に生きているみっちゃんは黙っちゃいない。 うちの姑「でもあっちのお母さんも子供が欲しかったのよぉ、だからそんなに慰謝料はとれないわよ。私なら、意地でも逆に居座っちゃうわよ」 しゅー「よその子供はどうするんですか?」 うちの姑「手なづけてやるのよ」 なるほど、このおばさんは脚本家に向いていると思う 私はクールに事件を解決したがるが、ドラマ的にはこっちの方が面白い。 さすが韓ドラファンって感心してる場合じゃない 所で私ならこの場合、絶対に離婚の際に慰謝料を取れるだけとって精神的苦痛の謝罪も旦那とその姑に要求しますが、この場合ならできるよね?出来なかったら超かわいそうじゃないですか!!! そもそもこれが離婚の理由になっていいものでしょうか? こうして私は思った事を心に留めて置けない舅&姑と日々戦っている。 でも私はこの3年間で必殺技を習得した。 相方直伝の「菩薩の微笑み攻撃」 余計な情報は相手に与えず、「おしゃべり」が終わるまでただ菩薩の微笑でうなずいてみせる(もちろん真剣に聞いちゃいない) が、それではストレスが溜まり続けるので、私の場合「ここぞ」と言う時にだけ10回のうち1回だけ上のように反発する。 一つでも勝負(なんの勝負だ)に勝てば私の勝ち…と私は勝手に思っている 相方曰く「あんまり頷くだけなのも手ごたえがないのでそれでいい」らしい しかし「しゅーは一回できてるんだから、できない身体じゃないしねー。せめて検査位行ってくれればいいのに、うちの二人は…」普通の嫁ならぶちきれて当然の台詞だ。…っていうより無神経だろ、この台詞は こういう事を常日頃平気で口に出すおばさんなのであるこの姑は。 しかしフォローも忘れない 「でもきっとAちゃん(相方)がビールの飲みすぎで子種が薄くなってるんだね」…そんな事は絶対ないと思う… この姑が相手だと、慰謝料を取るのもばかばかしくなる気がするのが怖い… でもすみれちゃんの旦那は絶対許せん! すみれちゃんはかわいそうだけど、今日は勝負に勝ったので、しゅー的にはいい一日だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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