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テーマ:DVD映画鑑賞(14217)
カテゴリ:映画感想
週末に井筒監督の「のど自慢」と三谷監督の「みんなの家」を見た。
いずれもCSの日本映画チャンネルから録画したもの。 「のど自慢」 なにがいいたのかテーマはよくわからんが、単純に面白かった 実は井筒作品を初めて見たので、だてに怒っているだけのおじさんじゃないんだなーと思った。 ストーリーはあまり印象にないけど…というか映画にするほどの内容じゃないもんなー。 キャラクタはそれぞれ良くできていて、商店街の人達の様子が本当にありがちでリアルでウケた。 ただ私は「夢をあきらめない」的なテーマは個人的には好きじゃない。 夢に向かって努力することは素晴らしいと思うけど、どう考えても「痛い努力」をしている場合、あきらめる勇気も必要なんじゃないかと思う。 そこから新しい幸せにめぐり合う事もあるわけだし… なんか自分に言い聞かせているようだわ。 ちなみに私が自分で決めているタイムリミットはあと3年 「みんなの家」 三谷作品にしては、気負いすぎて見ると、テンポがゆるくてちょっと拍子抜けする作品かなー。 多分三谷ファンにしては好き嫌いが分かれる作品のように思える。 私の場合「ラジオの時間」で大爆笑したので、三谷さんにはこういうほのぼのムードは求めていなくて、こういう展開なら「わざわざあんたが、しかも映画で書かんでもよかろ」と言う感じを受けた。 だって一言で言えばやっぱ「ホームドラマ」だよね。 ホームドラマの変形技はクドカンに任せておけばいいような… ただやはりいつものテンポにはついていけないものの、最後まで見てしまうのは、この人抜群に台詞が上手いので、所々大爆笑のシーンがあったりして気がついたら見ちゃってるんだ。 まあ気負わずに楽に見るには楽しい作品です。 でもこれを見て「絶対我が家は親がらみのイベント(家を建てるとか)」は避けたいと思った。 だって今家って犬小屋のようなのりでばんばんあっちこっちに建ってる気がする 資産価値も昔ほどない今、マンション派の私には、全然魅力が感じられないんだよね 結婚式と同じで家を建てるとか人生で大きなイベントをする時には、必ず邪魔が入る。 親がとんでもないセンスの部屋を要求したり、結婚式では、はじめて会うような親戚のおじさんが詩吟を歌ってみたりさ… あれが嫌なんだよ。 ちなみに私達は結婚式もグアムへ逃亡しました。 この映画の中でも唐沢ふんするデザイナーに内緒で、大工のお父さんが、6畳の和室を勝手に20畳にしてしまうシーンがあったけど、私ならあそこで完全にぶち切れてるね 家を建てたい人の、人生の教訓にはいいドラマじゃないでしょうか? 自分達の事にようにはしゃぐ親やその仲間達が収集つかなくなる様など…自分に置き換えてみるともう発狂したくなるような身につまされる映画です。 個人的には好みじゃないけど、そういう意味ではさすが三谷さん。深いかも… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月03日 10時34分05秒
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