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カテゴリ:映画感想
ワイルダーの映画を見る度に、感動すると同時にめちゃめちゃ落ち込む
三谷幸喜に「映画の神様」と言わしめた世界的な巨匠を相手に落ち込むこと自体が、ずうずうしいと言えば相当ずうずうしのだが… アルコール依存症に陥った男の不安心理をシリアスに描いた秀作。 重さから言えば「欲望という名の電車」に匹敵する位どよーんとした題材なのだけど、見た後に「欲望と言う名の電車」のようにはいやーな気持ちにならないのがさすがワイルダー。 ワイルダーの得意技は「コメディー」だと思われているようだけど、こういう作品こそ毒舌ワイルダーの本領発揮とも言うべき作品だと私は思っている。 題材が題材なだけにシリアスさは仕方ないのだけど、それでもなんとかエンターティメント性を盛り込もうというワイルダーのプロの意地みたいなものが感じられる。 週末の話なんだけど、酒におぼれて時間の感覚とか、現実の事なのか主人公の構想の中の小説の事なのか見ているこちらの感覚も錯覚させてしまう手腕は「さすが」としか言いようがない これを見て私の身近なニート君を思い出した。 アル中とニートは違うけど、精神的に弱い人と言うのはやはり何かに「依存」してしまうものなんだとつくづく思える。 まあそういう私もニート主婦なんだけどさ…と、 ニート上級者に言ったら 「あんたは学校に言ってるからニートとは言わん」と怒られたことがある ニートの定義とは「30越して仕事も勉強もしていない人」の事をいうらしい。 なので私はニートじゃないそうな… その前に主婦は「ニート」とは言わないらしいが…よかった、主婦で…ホッヽ(`○´)/ 話がだいぶそれたけど、酒飲みには身につまされる話ですなー。 まあでも自分で言うのもなんですが… 私は割りとりっぱな酔っ払いです 酒を飲んだ翌日は動物園の動物のように一日寝たり起きたりしていますが、 夕方になってもビールは飲みません 飲みたくない…というのが正しいんだけど… よく「記憶をなくすなんて信じられなーい」 と言われますが、お水出身の私は人前で記憶をなくすなんて事はありません。 記憶を無くすのは帰宅した瞬間からです 朝起きたら上半身は裸でパジャマのズボンだけを履いているという不思議な現象のなぞを相方に尋ねると、デジカメを渡されるのは私位でしょうか… そこにはずぼんを履いた瞬間力尽きてうつぶせにベッドに死んでいる自分の姿が… 自分でも爆笑しますが…「二度と酒は飲まない」なんて思ったりはしません。 でも私は18:00を回らないとビールを飲みたくならないので きっとアル中にはならないだろう… ってやっぱり最後は話がそれてしまいました(爆) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月10日 16時46分12秒
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