お買い物の神様改め「酒と音楽と映画の神様」

報道プレミアに東国原知事が出ていた。
この人はすごかーと思う。

先日同じマンションで仲良くしてもらっている
北海道産まれのSさんが
「今度九州に行く時連れてって」
と言われたので、
「どこに行きたいんですか？」
と聞いたら
「宮崎」
と即答された。
ちょっと愕然とした

九州と言えば「博多」と「長崎」やろ！
と私は勝手に思っている。
実際九州に住む者なら
「宮崎」に行く位なら「鹿児島」を選ぶやろ！と、思う。
それが、気候が温暖で芋焼酎で有名な「鹿児島」でもなく、
異国情緒漂う「長崎」でもなく、
九州一の都会である「博多」でもなく、
地鶏しかとりえのない「宮崎」と答える人がいるという事は、
今の九州は「宮崎」なんだろうな…と、思った。

11月に長崎に帰った時に、
今年は精霊流しの話を作品として書きたいので、
長崎の街をあっちこっち見て回った。

見て回って観光コースとして指定されている
場所の寂れ方に唖然とした。
なかにし礼原作の映画「長崎ぶらぶら節」の
記念碑がある場所には
狛犬だかシーサーだかのようなのが飾られている。
その犬(かどうかは定かではない)の口の中に、
ジェリービーンズが大量に詰められ、
その周りにお供え物と呼ぶには、
みすぼらしすぎるお菓子達がばらばらに散らばって、
メンテナンスのひどさを物語っていた。
偉そうに立っている「長崎ぶらぶら節記念碑」だけが場違いなプライドを保っていたように感じた。


長崎の丸山は歴史のある花街…
観光コースにも必ず入っているいわば長崎の顔。
あの街こそ「どげんかせんばいかんばい」
長崎にも東国原知事みたいな人が出てこんかねー
報道プレミアを見ながらそんな事を思いました。



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