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カテゴリ:音楽
昨日は、2年ぶりに咽頭癌から復活した忌野清志郎さんの
ライブに行ってきた。 うちの父も、昨年、咽頭癌で放射線治療をし、 3ヶ月ほど入院して、今も自宅療養をしているので、 キヨシローさんがどんなライブを見せてくれるのか 楽しみにしていたのだが、 「すごい!」 この一言に尽きる。 清志郎さんが歌っているという事は、 咽頭癌の治療は、うちの父と同じ、 声帯を失くさないために、 手術はせずに多分放射線だけだったのだろう。 これはこれで、頭の毛が抜けて、 ひどい口内炎で、普通に食事が喉を通るように なるまでに、個人差はあるにしても 1年位は覚悟しなければならないらしい。 私と相方は、そういう事を身近に見て来たので、 清志郎さんの姿を見ただけでうるるるしてきた ライブのはじめに、PVが流れた。 素顔の清志郎さんの頭の毛がなくなり、 坊主になっている所から だんだん髪が増えてきて、 ついにあの清志郎ヘアーが復活して行く。 最後にはベッドから起き上がり、清志郎さんが 大きなのびをして画面には 「2年間、よく寝たぜ」 という字幕が出てくる… そして清志郎さんの登場 今までライブに言って、 そんな事はした事ないのだが、 私は何曲歌うのか数えていた。 18:00開演で10分ほど遅れて始まり、 12曲目を歌った時に既に19:30を回っていた。 5曲目まではとばしっぱなし 6曲目位から、少しスローナンバーを入れたり、 チャボに歌ってもらったり、 多少身体の事を考えた編成にはなっていたものの、 それでも清志郎さんはなんと20曲を歌った。 アンコールは3曲。 ラストはもちろん「雨上がりの夜空に」 バンドのメンバーもすごく楽しそうで、 何よりも清志郎さん本人がのりのりだった。 自分が40を過ぎてから、 年の重ね方というのに、すごく興味があるのだけど、 若作りというか、若者に媚びている大人は、 むしろイタイと思えたりする。 私がじいさんの書く官能よりの小説が嫌いなのはそこにある。 でも清志郎さんのラブソングはなんでイタクないんだろう? これって生き様の違いなのかな… 復活した清志郎さんは、声は多少、 咽頭癌のせいでハスキーになっていたけど、 前にもましてキュートで、 あんな大人になれたらいいなー思わせてくれた 写真は、入場の時にもらった快気祝いの手ぬぐい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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