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カテゴリ:映画感想
五社監督ほどの迫力はないけど、
地味に好きな映画「寒椿」を 久々にレンタルして見た。 寒椿 / 南野陽子イーベストCD・DVD館 内容(パクリですが) ”初脱ぎが話題に”南野陽子主演! 昭和初期、土佐高知の色街を舞台にして、 原色の男女が織り成す愛と侠気の激情の世界! なんだかわかりづらい説明だけどそんな映画(笑) 要するに宮尾登美子原作映画だと言えばわかりやすいか… 南野陽子が脱いだ作品として話題先行になった映画だけど、 この映画のナンノは「華やかでそれでいてはかなげ」 な女の役をよくがんばっていたと思う。 女衒の役と言えば五社ファンとしては 緒方拳に決まりだけど、 何度見ても驚かされるのは西田敏行。 緒方さんにも匹敵する位の渋いかっこよさ! 好きにはならないけど(笑) 見直してしまった。 役者ってすごい ただ個人的にはやはりこういう映画には 違う監督だとわかっていても、 五社監督のイメージを求めてしまうので 地味さ加減がちと残念。 五社監督ってカメラワークと色使いに徹底的に こだわっているし、 台詞も深いんだよね。 この映画もいい映画だけど、 ぐっとくる台詞はなかった。 台詞に関しては作者のセンスだからね… あとやっぱり、もう少しキャラクターを掘り下げて、 話を分散させないで欲しかった。 そしたらきっともっと感情移入できたはず。 それとやっぱり色使いにメリハリがなくて、 高知の色街を舞台にしてる映画にしては、 グレーのイメージしかないのが残念。 でもそこそこ好きな映画です。 一言感想: 「ナンノちゃんのはかなさと西田敏行の役者魂に70点」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年03月31日 17時02分43秒
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