お買い物の神様改め「酒と音楽と映画の神様」

先日テレビで常盤貴子主演の眉山を見た。
昨日は映画の眉山を見た。
今日は図書館で小説「眉山」を借りてきた。

別に「眉山」のファンじゃないけど、
脚本の勉強をしているので単に興味から全てを見たかったのだ。

小説はまだ未読なので、
映像の感想から言うと個人的にはドラマ版の方がよかった。
ドラマの方が私的には飽きない構成になっていたように感じたし、
映画のキャスティングより、
ドラマのキャスティングの方がすきだっのと、
ドラマの脚本の方がよかった。
…と思ったら、映画の方は山室有紀子という
あまりメジャーじゃない人が脚本を書いている。
ドラマの方は今期も「ラストフレンズ」を描いている
浅野妙子さんの脚本だ。


お母さんも藤純子の方が私的には好きだったし、
ドラマではお母さんの若い頃を常盤ちゃんが演じていて、
常盤ちゃんの芸者姿も艶やかでよかった。


松島菜々子の出演作は、私に言わせれば脚本的にダメなのだ。
大物松島に気を遣うのか、余計なシーンが多い上に、
松島を目立たせるサービスショットや、
ドラマ的には不自然な設定が多すぎるのだ。
話がそれるが、救命病棟３の進藤先生がいまいちイケテなかったのは、
あきらかに松島を目立たせる脚本に仕上がっていたからだと私は思う。
進藤先生好きなのにー！
松島菜々子、いい加減脚本家に気を遣わせるのは
やめればいいのに！
だから「やまとなでしこ」以来作品に恵まれないんだよ
ちなみに松島はやまとなでしこの桜子や、
花男の椿のような役はよく似合う。
結局顔だけの役者なんだろな･･･


まあそういうわけで映画「眉山」にも全然期待していなかったけど、
予想通りの作品だった。
大沢たかおとのキスシーンなんか絶対いらんシーンだと思うもん。
そういう意味では私の予想を裏切ったドラマ版の脚本はすごいと思う。
さすが浅野さん。
それに映画版、見せ場だとは思うけど、
阿波踊りのシーンが長すぎる上に工夫がなさ過ぎ。
途中で飽きてきた。
これから原作を読むのでまた比べる楽しみが出来るなー


一言感想「ドラマ版がよかったのでお情けで60点」