お買い物の神様改め「酒と音楽と映画の神様」

この所相棒の日々が少し一段落して、
相棒ばかりも見ているわけにはいかず、
ドラマを見たり、今度書こうとしている公募の参考に
先週TSUTAYAで借りたホームドラマを何本か見た。
向田邦子脚本の「寺内貫太郎一家」
寅さんのシリーズ第一弾、「北の国から」など…

元々ホームドラマ系は好きではないので、
息抜きに敬愛するビリーワイルダーの
「サンセット大通り」も一緒に借りた。


私は脚本を書くのに煮つまった時、三谷さん同様
「ワイルダーならどうする？」
という言葉を思いだす。
ワイルダー本人の仕事場にも「ルビッチならどうする？」
と貼ってあったそうだ。

「サンセット大通り」は年老いたスター女優の晩年
に絡む若い男とのサスペンス。
ワイルダーはコメディーの巨匠と言われているけど、
実は私はワイルダーのサスペンスやシリアス系も
好きなのだ。
シリアスやサスペンスでも、
コメディー同様観客を飽きさせない工夫が見られるのがワイルダーの凄さ。

今日は苦手なホームドラマとワイルダー作品を同時に見て、
やはり私はワイルダーのひねりのある脚本に惹かれるのだと確信した。

この映画は主演女優の演技も必見です。


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