お買い物の神様改め「酒と音楽と映画の神様」

この所好きな脚本家にことごとく期待を裏切られる
その代表は、いちがいにライター本人のせいでは
ないと思うが、CHENGEの福田さん。
救命病棟が好きだったので、CHENGEにも多いに期待したんだが…


でも昨夜始まった「コード・ブルー」は
「離婚弁護士」の林宏司さんの脚本。
「ハゲタカ」や「医龍」「救命病棟」第2シリーズも
手掛けた人で、今私が最も好きな脚本家。

さすが林さん、ドラマを見て自分の作品と比べて
(比べる事自体ずうずうしいのだが)
久々に落ち込ませてくれた


主演の山P、始まって10分目位にやっと最初の台詞。
台詞が少ない役だけど、
すごくツボを押さえているキャラクター。
主役に10分喋らせなかったら、
私が通うシナリオスクールの先生なら
「主人公の魅力がわからない。その間にチャンネル変えられる」
とかなんとか絡むはずだけどね


でも林さんはキャラクター作りがうまいので、目が放せない。
山Pも最後の辺りでズシンとインパクトのある
台詞を言うしね。

脚本もいいし、山Pは最近の若手では個人的には
小栗旬と並ぶ位演技がうまいというか
久々に華のある子だと思う。

他のキャラ達が最初結構うっとおしいと思ったけど、
うまく入り込ませてくれたし、
今期の期待大です。

ガッキーはちょっと子供っぽさが抜けないなー
と言うのは否めないけど、
そこを演技でカバーして頑張っていたと思う。
ガッキーって大きくなったら(身長は既にデカイですが)
松島菜々子系の美人女優に成長すると思う顔だよね。

医療ドラマにしては主役が若いと思ったけど、
山Pの華を感じさせるオーラと
林さんのスピード感あふれる脚本で中々先が楽しみ。