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カテゴリ:映画感想
舎弟君2号が「めがね」のDVDを貸してくれたので、
「人から借りた物なので早く見らねば!」 という強迫観念にかられ、 今日「めがね」をついに見た (-_-;ウーン、感想に困る…と言うのが正直な感想だ。 「かめも食堂」は私も好きだった。 この監督の独特の空気がいいなーと思えたのだけど、 「めがね」は正直言って今の私には必要ないと感じた。 そう、この映画を見て学んだ事は、 今の自分に必要かそうじゃないか…そういう映画ってあるんだなって事 めがね / 小林聡美イーベストCD・DVD館 多分この監督が好きな人にとって 「癒される」とか「自分探し」というのは とても重要なキーワードで褒め言葉なんだろうけど、 私にとって「癒される」とか「自分探し」と言うのは、 あまり重要なキーワードではないのだ。 そもそも自分探しをしているなどと人前で平気で言える人は、 自分を見つけられず、「探している状態」が続いている「言い訳」を しているだけのように思えて、できれば私の人生には関わって欲しくない人達だ。 私は自分探しをしている事を人生のいい訳に変える人よりも、 間違っててもとりあえず自分の道を決めて、 それに向かって進んでる…間違ったらそこからやり直せばいいじゃん! …て人の方が好き 話がそれた。 でも「自分を探してたり」「癒されたかったり」する人には 必要な映画なのだろう…と感じた。 そう、まるで「処方箋のような映画」だなー だから私には必要ないのだろう。 薬もアロマも病状が改善されたら、 いつまでも続けるとそれは毒となる。 何かに疲れた時、セミの声だけがBGMのおばあちゃんの家は心地いい。 でもおばあちゃんちにはいつまでもいられない。 夏は短い… そういう事の全てをわかった上で見るには環境ビデオのような 感じでいい映画だと思うのだが、 かめも食堂でフィンランドに連れて行ってくれた後では、 ちょっと違う場所に連れてって欲しかったね、私的には… でもこの監督さん、 生活における食の重要度をよくわかっている人で、 食事のシーンは「かめも食堂」同様上手いと思った。 でも人は美味しいものだけを食べて生きていけるわけじゃない。 小林聡美ともたいまさこの魅力に頼りきっているのがこの監督の難点かな… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月12日 17時45分52秒
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