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カテゴリ:ドラマ
なんともクドカンらしいラストでほっこりした気分になれた。
東野作品をどう料理するのか? と思っていたけど、クドカンの手にかかれば こうなるのか…さすが…としか言いようがない。 シナリオセンターでのゼミは、 それぞれの作品を読んで、 意見を言い合うというものだったのだけど、 意見と言うより「現実味がない」というような、 「あらさがし」的な意見が多いと私はいつも思っていた。 最近はいろんな人のブログで、 テレビの感想を読むのだけど、 「リアリティーの追求」をしすぎて、 やはりシナリオセンターの意見同様あらさがし的な 感想が多いなーと思って少し辟易している。 この「流星の絆」は原作があるのでクドカン作品とは 正確には言えないけど、 ドラマになったらある意味別物だからね… クドカンの好きな所は、 「リアリティー」なんて全く無視した上で、 ちゃんと感動させてくれる所。 私はドラマにリアリティーはどうでもいいとおもっている。 そこで雨が降ったって、 星が降ったって、 貧乏人の娘がお金持ちと結婚したっていいじゃん! ドラマなんだから!!!と思う。 クドカンは脚本自体が本当に上手い。 脚本を描くテクニックもあるし、 何よりも役者に対して愛がある・・・そこが一番好き。 だってニノなんて全く興味なかったもんね、私。 でもこのドラマのニノは、他のどの彼よりも 輝いて見えた。 戸田エリカちゃんも可愛かったし、 錦戸君はラスフレほどのインパクトはなかったけど、 演技の上手さはさすがだと思った。 あと、三浦友和…こういう味を出す役者になったんだー 時は流れる…そんな印象を受けました。 事件の後味の悪さを、 ドラマとして素敵なラストにしたのはひとえにクドカンの手腕だと思います。 今期一番印象に残ったドラマかも お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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