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カテゴリ:読書
恩田陸の小説を少し前から読んでいるのだが、
120ページ目位からさっぱり進まない。 いっぱい映画化もされている人なのに… 結局私にはサガンと山田詠美と金城一紀以外の作品は どうも頭に入ってこないのかも… まあ、それならそれでいいじゃん! て事で山田詠美の「風味絶佳」を読み返す。 風味絶佳楽天ブックス 詠美さんの小説は生徒手帳に書いてあるような優等生的な 人や恋愛経験の浅い人は多分大っ嫌いだろうなーと思う。 恋愛経験が浅いと言うのは、 人数の問題ではなく感情とか質の問題の意味ですが・・・ 「風味絶佳」は恋愛小説の短編集。 食と恋愛をうまく連鎖させて描いているあたりは やはり詠美さん!天才だ 「間食」という話は、話自体は主人公もどちらかと言うと 嫌な奴だけど、二人の女を都合よく味わう男の 「間食」である所以がすごく出ている。 詠美さんはこういう心の機微を丁寧に描くのがすごく上手い! 私はどうも詠美さんの感想を描きはじめると陳腐な言葉しか思いつかないのが情けない 「夕餉」はエイミーワールド全開の、ファンが読んだら、 ワクワクするような料理の描写がいっぱい。 詠美さんは食を描写するのがすごく上手い。 結婚生活に行き詰った人は、 これを読むと幸福って食卓にあるんだなーとわかるかも お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月28日 09時12分05秒
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