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カテゴリ:ドラマ
あんまり松本清張の原作物は好きではないのだけど、
ドラマとしてのグレードはそれなりに高かったように思う。 そこそこ腕のある脚本家と、スタッフを集めたように思える。 原作が原作だけに、世界観が昭和チックなのは否めないけど、 それはそれでこのドラマのリズムやムードと合っていて、 見やすかった気がする。 少なくとも、 最近の安っぽい貧乏臭さ全開の 昭和のノリのドラマよりははるかに評価できる気がする。 全く期待していなかっただけに、 案外あっとう間に最後まで見てしまったので、 それなりにドラマとしての魅力があるのかもしれない。 ・藤木直人 この人はいつも思うのが、 たいして演技力があるとも思えないんだけど、 「役に恵まれている」というか仕事を選んでるなー… と思う。 美貌の美容師という役もぴったり ・昼ドラチック 妙にリアリティーのあるどこか説教臭いドラマよりも、 なんかドロドロ感あふれていて、 昼ドラチックで「面白そう」と思わせる演出が上手いと思う。 ・古めかしさ 松本清張原作の場合、それは作風として仕方ないとは思うのだけど、 米倉涼子が演じた「黒皮の手帳」では、 感じられなかった、 古めかしさを逆手に取ったように思える世界観が逆にすごいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月27日 17時36分40秒
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