|
テーマ:最近観た映画。(39835)
カテゴリ:DVDお買い上げ決定の映画
個人的には最近見た邦画の中で群を抜いて面白かった、
と思う。 でもレビューはかなり真っ二つに感想が分かれるみたいだ。 原作&脚本 原作の小説があって、脚本は岡田恵和さん。 男の子を描くのが得意な岡田さんの脚本だけに、 キャラクターにあったいいセリフが満載。 小さな出来事に意味を持たせてドラマにするのが 岡田脚本の特徴で、 この映画もなんてことはない話だけど、 青春の甘酸っぱさがよく出てると思う。 だいたい動機なんてものは、 不純であればあるほど、機動力になるのだ。 フィリピンに入れあげるオヤジがダガラグ語が 上手いのと同じ原理です。 そういう意味でも、この映画は 一見ばかばかしい娯楽ムービーだけど 節約と結婚しか流行らないような直接的な今の世の中に、 無駄の中にこそ意味ある事を教えてくれるような深さもあり、 私はとっても好きな映画でした。 私は興味ないですが、映画としての評判の高い「三丁目の夕日」より、 この映画ははるかにノスタルジックな 映画だと思う… 11PMのような大人がめくらじらを立てる番組があったから、 あの頃の男子は健康に育ったんじゃないでしょうか(笑) あまり嫌な人が出てこないのも岡田脚本の特徴なので、 そこら辺の「まとまり過ぎ」感はあったものの、 でも大きな中だるみもなく楽しく爽やかに見れたから 私としては満足です。 音楽 アラフォー世代にはたまらん楽曲の数々。 ピンクレディーに始まり、浜省、キャロル、甲斐バンド…etc… ツイスト好きの私は「燃えろいい女」に萌えました キャスティング レビューには「深キョン」の方がいいのでは…てのも 見かけたけど、 これは断然綾瀬はるかで正解です。 個人的には新人君のお父さん役の仲村トオルが好きでした。 一言感想 「楽しい青春ムービーだけど、ある種の「深さ」を感じる映画。 あまり興味がなかったこの監督を見直したので90点」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[DVDお買い上げ決定の映画] カテゴリの最新記事
|
|