お買い物の神様改め「酒と音楽と映画の神様」

テレビで放送されたので、何気なく見ていたら
めちゃめちゃ面白かった。
松山ケンイチには全く興味なかったけど、
演技上手いんですねー。

脚本：大森美香
ストーリー追いの脚本じゃなくて、
キャラ重視のつくり込み方をしているので、
ちゃんとした人が描いたんだろうなーとは
思っていたけど、やっぱりね…
大森美香さんは「カバチタレ」の時からのファンです。
最近では往年の北川江吏子タッチの
「ブザービート」が記憶に新しい脚本家。

トイレでラブソングを歌うシーンとか、
田舎に帰って草刈りをするシーンとか
最高に面白かったし、
テーマ性も深かった。
設定とテーマばっかりバカでかい癖に、
肝心の中身のない今のドラマにこういう原作を見習ってほしいと思う。

原作となるマンガや小説がこれだけ
面白かったら、もう今のセンスじゃ日本の脚本家は
オリジナルなんて描けないよね…
そういう意味では大森美香さんは、
数少ないセンスのある脚本家なので、
次の作品も期待してます。