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テーマ:最近観た映画。(40131)
カテゴリ:のん兵衛の肴
1995年に当初烈役に決定していた宮沢りえが、
クレジットの名前が最初に来ていない云々… みたいな騒ぎで話題になった宮尾登美子原作の映画。 NHKのドラマでは松たか子が烈を演じたらしい。 今度TUTAYAで探してみようっと… あらすじはこちら 一応簡単にパクリですがアマゾンからのコピペ(ドラマ版ですが) 「戦前の新潟の造り酒屋の盲目の娘“烈”と その家族の生きざまを描いた本作は名作の呼び声も高い。 当時の日本社会の「家」を多彩な人間像で描いた大型女性ロマン作品で <テレビジョンATP賞 '96>グランプリも受賞。 主演の松たか子は本作の名演・好演で今最も輝いている人に贈られる 「エランドール賞新人賞大賞」を受賞! このドラマが放映された同じ年に映画も上映 (監督 降旗泰男、浅野ゆう子主演)、沢口靖子主演で舞台も上演された。 」 さて話は映画に戻ります。 脚本:脚色:高田宏治 この人は私の敬愛する五社英雄監督の 「なめたらいかんぜよ!」の 『鬼龍院花子の生涯』を執筆した人です。 はっきり言って今の時代の脚本家が書くものとは 比べもんになりません。 この人たちが書くものが「脚本」だとすれば、 今のライターの書くものは「ドラマの設計図」です。 まあ仕方ないですね。 「脚本はドラマの設計図」 スクールでそう教えているんですから、 「とりあえず」の「設計図」は書けるわけです。 でも、それじゃー人間が書けるわけない。 ああ、この話を始めるとまた話がそれるので(笑) 蔵の話に戻ります。 でも、もう一つだけ… 最近、金融をはじめとする「お仕事もの」ドラマが多いですが、 説明がわざとらしすぎて、そこで飽きてしまいます。 でもこのドラマは、酒造りの一端を説明するにも ちゃんとドラマがある。 五社タッチの文芸ものが好きな人にはお薦めです。 もちろん、監督は五社監督ではありませんが… 烈の子供時代も烈役の一色紗枝ちゃんも頑張っていました。 むしろりえちゃんよりよかったと思います。 完全に主役だったもん。 もちろんクレジットでは「主役」扱いの 浅野ゆうこさんもよかったですが… そして結構泣けますよ さすがです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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