お買い物の神様改め「酒と音楽と映画の神様」

昨日からキムタクドラマが始まった。
原作は月９のための書きおろし…という話。
どうりであらかじめ設定を決められた
ドラマチックな内容だもんね。

脚本も浅野妙子さんだし、
原作も漫画チックではあるが
それなりに読んでみたい気がするけど、
ドラマとして魅力があるかと言われたら微妙だ

なによりもそのビミョウの根源は
主役のキムタクにある。

役者としての過渡期にあるキムタクだから
なんとか大人の役者への転身を図りたいんだろうが、
この役をするには
「国民的ヒーロー（正義の味方）」への未練を捨てないとね…

悪役を楽しめずに、脚本や演技プランにもきっと
口出ししているんであろう…てことが随所に感じられる。
そんなにいい人でいたいんなら、
こんな役引き受けなきゃいいのに…
そんな暇があったらその二重あごなんとかしなさいよ！
二重あごのクールビューティーなどありえないつーの！

松田翔太と並んだらやばいよ…
松田翔太がめちゃめちゃクールに見える

始まる前から相手役など色々問題があっただけに、
それぞれのキャラの立ち位置がいまいちよくわからず
どこに向かいたいのか、
なんのため、旬の女優を何人も使ってるのかわからない。

「大人のドラマ」と聞いたような気もするが、
当のキムタクが「大人」と呼ぶには
幼稚すぎる感じがするので、
個人的にはこういうクール系の役は
竹ノ内とか年が行き過ぎてるかもだけど、
大沢たかおとか藤木直人で見たい気がする。

この豪華キャストさえ見れればゴキゲン…
ていうミーハーな視聴者ならそれなりに
楽しめそうなドラマだけど、
私は今の所、面白くないわけではなく、
かと言って面白くもない。
そんな感じのドラマだな。

視聴者の主要ターゲットをちゃんと決めてから
ドラマ作りをすればいいのに、
迷走してる気がする