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カテゴリ:読書
少し前から爆笑問題、太田光の短編小説
「マボロシの鳥」を読んでます。 今3作品読みましたが、 一番最初に載っている「荊の姫」を読んだ時に、 久々に衝撃を受けました。 正直言って本で衝撃を受ける事は滅多にないです。 映画化されている作家の作品なども面白いけど、 特に衝撃を受ける事はないですが、 今まで山田詠美、金原ひとみには衝撃を受けました。 そしてなんと!3人目が太田君です。 やはり天才だと思うし、 私が衝撃を受ける文章を書く人の共通点は 「ピュア」である事ですが、テレビでもそのピュアさが 垣間見える作者のピュア度がよくわかります。 「荊の姫」は大人の童話…みたいな雰囲気のある作品です。 「タイムカプセル」もやはり雰囲気があり、 そして少し切ない… かと思うと三作目の「人類諸君!」でやってくれます。 なんだかわけがわかりません 完全にやりたい放題の文体ですが、 さすがなのは、一見めちゃめちゃだけど リズム感を大事にしている事… なのでさっぱり頭には入りませんが(笑) 読んでしまいます。 でも読み終えると、不思議と 「ああ、そうなのかー深い…」 と思わせるのはさすがです。 この先が楽しみです。 【メール便配送可能】太田光/マボロシの鳥 新潮社トップカルチャーnetクラブ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年01月19日 15時37分49秒
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