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カテゴリ:映画感想
この原作を読んだ時、
「なんて文章の下手な作家だろう」 と思ったのだけど、 読み進めて行くうちに 「ごめんなさい」 の一言でした(笑) 文章の読みにくさは、映画では 松たか子演じる先生のキャラクターを表す手段だったのが、 読み進めて行くうちによくわかる。 今時の作家では、 文章もうまいし、 リズム感もいいし、 ドラマとしても完璧に成り立っている才能の作家だと 思いました、湊かなえさん。 こんな書き方をしている小説を映画化出来るのは、 やはりこの監督でしたね…中島哲也監督。 最近この監督のお茶らけた部分だけを真似して 仇となっている残念な映画が多いですが (代表はキラーバージンロード) この監督って、何をしてもちゃんと 言いたい事がぶれないし、 映画としての凄味があるのが尊敬しちゃいます。 R15に指定されているだけに、 結構キツイシーンもあるけど、 それを省いては成り立たない事が ちゃんとわかっている監督ですね… 後味は決していいとはいえない映画ですが、 原作ファンならみる価値のある映画だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年01月31日 19時38分13秒
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